〔コラム〕これぞ呑兵衛向け弁当 … みよしの「下津井旅情」(岡山)
首都圏から各地に向かう下りの新幹線での、呑兵衛のお供は、なんといっても崎陽軒の「シウマイ弁当」(写真右)だが、今回、職場の先輩に、上り新幹線での呑兵衛のお供とも言える弁当を教えていただいた。
岡山は三好野本店の「下津井旅情」(1,080円)がそれ。
弁当の名前にもなっている
その東部には名峰・
弁当のふたを開けると、その内部は、大小5つの区画に分かれている。
左上部は煮物。下津井名物の「いいだこ醤油煮」と「煮物の炊き合わせ(枝豆がんも、こんにゃく、いんげん、たけのこ、人参)」が詰められている。
そこから時計回りに、上部中央には「漬け物(大根さくら漬け)」と「抹茶わらび餅」。
右上部には「天ぷら盛り合わせ(海老、椎茸、青唐)」と「肉団子串」。
下段に移って右下には「
そして最後の左下部、この弁当で最大のポーションのところに盛られているのは、岡山名物の「祭ずし」である。
酢飯の上に、錦糸玉子、海老酢漬け、ままかり酢漬け、たこ酢漬け、あさり煮、煮あなご、酢蓮根、紅生姜がトッピングされていて、見た目にも華やか。つまみにもなるお寿司なのです。
まずはビールのロング缶をプシュンと開けて、ググゥ~ッと多めのひと口を飲んだ後、まっ先に「いいだこ醤油煮」に箸をのばす。やっぱり地元の名物からいかなきゃね。
そして、弁当上段の左右(煮物と天ぷら)を行ったり来たりしながら、グイグイとビールを飲み進む。
上段の左右を食べ終えるころに、ロング缶も飲み終えて、今度は日本酒のワンカップに移行する。
日本酒のつまみは、お弁当下段の「サワラの白醤油焼き」や「祭ずし」である。
最後に「抹茶わらび餅」をいただいて、ごちそうさま。
そのあとは、デザート代わりに季節限定の「春の日本 いよかんチューハイ 愛媛県産果汁」をちびりちびり。
それでもちょっと飲み足らず、ワゴン販売のウイスキー「山崎12年」(50ml、水かソーダ水が付く)を購入したら、これがなんと1,150円! 「下津井旅情」よりも高かった(涙)。
「下津井旅情」 / 弁当の内容表示 / まずはビールのロング缶
ワンカップに移行/ いよかんチューハイ / ワゴン販売のウイスキー
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