遅く起きた日の朝食は … お食事処「寿(ことぶき)」(呉)
呉で目覚めた朝は遅い。
呉駅近くのホテルを午前10時過ぎに出発して、トコトコと朝食をとりに向かったのは、お食事処「寿」(=「寿食堂」)である。
駅から「寿食堂」までは、距離にして1.3キロ。歩いて20分ほどかかる。
久しぶりにやって来た呉なので、「寿食堂」までの道すがら、呉の飲食街を通ってみることにした。
呉の飲食街は、中通1~4丁目エリアに多い。なかでも名店がそろっているのが、れんが通り(アーケード商店街)と、本通り(バス通り)の間にある、細い通り(上の地図での朱書き部分)沿いだ。
呉駅はこの地図の左下部にあり、「寿食堂」は右上部、地図中の赤線が終わったあたりにある。
駅から「寿食堂」に歩いて向かう場合、赤線の下側から、赤線に沿って歩き、赤線の上側に抜けるというルートになる。
赤い線の下側から入ると、すぐ左手にあるのが、季節のフルーツカクテルが外せない呉の名バー「アンカー(ANCHOR)」だ。
その先、左手が「ムートン(MOUTON)」。ワインが美味しい、洋風居酒屋である。
さらに進むと、右手に並んでいるのが「どん底」、「桐の木」、そして「關白」の3軒だ。
「どん底」は、呉で最古のスタンドバーなんだけど、現在は休業中。
先ほどの「ムートン」も「桐の木」も、何度か行ったいいお店なんだけど、このブログには記録が残っていないのが残念だなぁ。どちらも、ひとりで飲みに行ったことがないからだろうな。
「關白」は、なんといっても牛バラのジンギスカン焼と、鶏唐揚、そして牛テールスープで作るラーメンだ。ランチタイムから飲めるのもいい。
信号交差点を渡ると、左手が海軍さんのお好み焼き「たいちゃん3」で、そのとなりが料理屋「灘」だ。「たいちゃん3」も、このブログに記録がないなぁ。
その先、左手角が「自由軒」。福山の「自由軒」の親戚のお店である。
その先の右手が「三とり」、左手にちょっと入ると「第三鳥八」。呉の『とり屋』の老舗である。
次の角を左折すると、田舎洋食の「いせ屋」や、呉名物・細うどんの「山乃家」の本店が、同じ角を右折すると、呉を代表するラーメンの老舗「モリス」がある。
この角の先に、「どん底」に次いで、呉で2番めに古いスタンドバー「シロクマ」や、細うどん「山乃家」の中通店。さらには、おでんの「迷亭」があって、夜な夜な、酔っ払いたちがたむろしている。
ここを過ぎると、まわりはスタンドバー(≒スナック)が多いエリアに入る。なかでもVSビルは、昔から多くの呑兵衛たちでにぎわっている。
そのすぐ先に、『アイスもなか』で有名な「巴屋」があるんだけど、なんと三日前(2017年9月26日)に閉店していた!
これはショックだ。「寿食堂」で飲んだ帰り道に、ここで『アイスもなか』を1個だけ買って、それをかじりながら帰るのが、私の定番のスタイルだったのになぁ。
その先を左折すると、「寿食堂」に到着。
冷蔵陳列ケースからアサヒスーパードライの大瓶(600円)と、つまみには「あら煮」(250円)を取り出した。
すぐにビールの栓が抜かれ、「あら煮」は電子レンジで温め直してくれた。
しかしこの「あら煮」。全然「あら」じゃない。すべて魚の身だ。魚はすべて丸ごとで仕入れるので、その切れ端を煮込んだんだって。
もう1品、「若竹煮」(350円)をもらって、1時間ほどの朝食タイム。
今日のお勘定は1,200円でした。どうもごちそうさま。
店内にはセルフサービスのコーヒーも / メニュー / 若竹煮
(次回)21.10.23 お好み焼きで千福熱燗 … お食事処「寿(ことぶき)」(呉)
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