朝食の後はすぐに昼食 … 「くわだ食堂」(呉)
「寿食堂」での朝食呑みを終えて、店を出たのは午前11時50分。
なんと、もう昼ではないか。
昼食は、呉駅近くの「くわだ食堂」でいただくことにしようと歩き始める。
来たのと同じコースを逆行するのも芸がないので、今度は呉の屋台街がある「蔵本通り」経由で戻ることにする。
上の地図の中で、赤い線で示した部分に屋台が出る。
屋台と川の間の緑色の場所は、川沿いの公園で、ここに複数の公衆トイレが完備されているのだ。
「寿食堂」を出て、その屋台街に向かって歩き始めると、川を渡ってすぐの角地に現れるのが、昼から飲める、うどんの老舗、「よしのや」だ。
大通り(=蔵本通り)に出ると見えてくる真新しい大きい建物が、平成28(2016)年1月に落成した、呉市の新庁舎だ。地上9階建てと、背は高くないが、大きい!
屋台設置場所を示す白枠 / 扉の中に上下水道と電源 / 屋台の駐車場
そして、蔵本通りの、レンガを敷き詰めた歩道上に出てくる白枠が、屋台が出る場所を示している。
それぞれの区画は間口4メートル、奥行き3メートルの、12平方メートル。三坪半ぐらいの大きさである。
屋台の営業については、呉市が管理していて、ときどき出店者の公募と選定が行われる。
選定基準は、「管理運営計画」「周辺環境への配慮等」「観光資源」がそれぞれ20点、「基本方針」「屋台製作計画」「過去の実績」「公園内での屋台営業であることへの理解」がそれぞれ10点の、合計100点。
それぞれの区画には上下水道と電源(100ボルト)の設備が用意されていて、使用料は6,080円/月。
この区画が使用できるのは、屋台を設置したり、撤去したりする時間も含めて、午後4時半から、翌日の午前5時までの12時間半。
設置や撤去には、それぞれ2時間ほどかかるそうなので、実質的な営業時間は、フルに営業しても8時間ちょっとだ。
だから、真昼間の今の時間帯には、つるんとしたただの歩道で、屋台の痕跡すらない。
じゃ、この時間帯、屋台はどこに居るかというと、呉税務署横にある屋台専用の駐車場の中なのである。ここの使用料が6,550円/月。
だから設置場所の使用料と、駐車場の使用料を合わせると、毎月12,630円の使用料となる。
目的地に到着 / 「くわだ食堂」 / 大瓶ビールはキリン秋味
正午過ぎには「くわだ食堂」に到着した。
ちょうど昼どきとあって、普通に昼食を食べる客でにぎわうなか、私はやっぱり大瓶ビール(580円)をもらうことにした。
「寿食堂」もそうだったが、ここ「くわだ食堂」も、すでに小皿・小鉢に盛り分けられて、冷蔵陳列ケースにずらりと並べられている料理から、自分の好きなものを選んでくるタイプの大衆食堂だ。値段も明記されている。
これらの料理を取ってきて、ごはんとみそ汁をもらうと定食になり、お酒をもらうとつまみになる。
ポテトサラダ / 肉皿(温玉入りすき焼き) / きんぴらごぼう
そんな中から、まず選んできたのはポテトサラダ(150円)と肉皿(温玉入りすき焼き、250円)だ。
どちらも、この店に来ると必ず置いている定番料理だ。
肉皿は電子レンジで温め直してくれる。
陳列棚には並んでいない、丼もの(親子丼、他人丼、牛丼、玉子丼)、焼めし、チキンライス、うどん類などは、注文を受けてから調理して出してくれる。
最後にもう1品、陳列棚から、きんぴらごぼう(200円)を取ってきて〆とした。
お勘定は1,180円なり。どうもごちそうさま。
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