焼き台上はシロばかり … やきとん「たつや」(沼袋)
焼き台上にずらりと並んだシロは、実に14本!
いくらシロの人気が高いといっても、これだけのシロが並ぶことは珍しい。
「写真撮っとこ!(笑)」
と、店主のたっつんが、自らもカメラを向けるほどの出来事だ。
土曜日の今日は、午後5時の開店と同時に「たつや」に到着。
いつものように「ホッピーセット(白)」(400円)と「冷製の盛り合わせ」(500円)からスタートする。
ここは、やきとん屋なので、「やきとん」(=もつ焼き)はもちろん美味しいんだけれど、実は「冷製もの」も、他ではあまり食べることができない逸品なのである。
「冷製もの」というのは、以前なら「もつ刺身」として出されていたものなんだけど、平成27(2015)年6月12日から、豚の肉や内臓を生食用として販売・提供することが禁止されて、「もつ刺身」は出せなくなった。
提供する場合には、『中心部まで十分に加熱すること』(中心部の温度が63℃で30分間以上もしくは75℃で1分間以上など)ということが決められて、苦肉の策として生まれたのが、この「冷製もの」なんだけれど、実際に食べてみると、これがうまいっ!
そんなわけで、ここ「たつや」に来ると、ほぼいつも、この「冷製の盛り合わせ」からスタートしているのでした。
今日の「冷製の盛り合わせ」は、コブクロ、ガツ、レバの3点盛り。今日のレバは、ほんわりと甘みがあっていいねえ!
「冷製もの」は、しょうが醤油、にんにく醤油でいただくのもいいんだけれど、カウンター上に置かれている胡麻油+塩でいただくのもまたいい。
なにしろ素材が新鮮だからねえ。どう食べても美味いんだ。(もちろん、たっつんやスタッフのみなさんの調理の腕前も加わってのことだけど。)
ナカ(200円)をおかわりして、焼きものは「てっぽう」(110円)を味噌で、「しろ」(110円)と「鶏きも串」(150円)をタレで、それぞれ1本ずつお願いした。
「鶏きも串って、新メニュー?」と、たっつんに確認してみると、
「いや、手羽先をたのんだら、鶏きもも入ってたんですよ」とのこと。
豚レバとはちょっと違った味わいや食感がいいね。
さらにナカをもらって、名物の「もつカレー(パン付き)」(400円)で〆ようかと思ったんだけれど、今日は久しぶりに「もつ煮込み」(350円)にしてみた。
つい「もつカレー」の影に隠れがちになってるけれど、ここは「もつ煮込み」もうまいんだ。
ゆっくりと2時間ほどの酒場浴。席料100円と、消費税(10円未満は切り捨て)が加わって、今夜のお勘定は2,280円でした。どうもごちそうさま。
平成22(2010)年3月15日にオープンした沼袋「たつや」は、この3月15日で、創業8周年となりました。おめでとうございます!
テッポウ(みそ) / シロ、鶏きも串(たれ) / もつ煮込み
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