南予風の鯛めしで〆る … 居酒屋「どうでしょう。」(伊予西条)
出張で愛媛県西条市にやって来た。
私自身は愛媛県出身ながら、西条に来たのはこれが初めて。
同行のお二人は、数年間にわたって、何度もこの地に来られてて、すっかり慣れ親しんでいるご様子。
そんなお二人が、「夕食を食べに行こう」と連れてきてくれたのが、宿泊先のホテルのすぐ近くにある「居酒屋 どうでしょう。」。
焼き鳥などをつまみにひとしきり飲んだあと、〆にいただいたのが、
『人気! 店長ご自慢(南予風)俺んちの鯛めし』(560円)
とメニューに書かれている「鯛めし」だ。
愛媛には大きく分けると2種類の「鯛めし」がある。
愛媛県内は、東から順に東予、中予、南予という三つの地域に分けられる。
ここ西条市や今治市、新居浜市などが東予で、松山市、伊予市などが中予。そして大洲市、八幡浜市、宇和島市などが南予だ。
東予地方・中予地方での一般的な「鯛めし」は、鯛の炊き込みごはん。
南予地方の「鯛めし」は、鯛の刺身を、醤油ベースのタレに、生卵、ゴマ、刻みネギなどの薬味を加えたものと混ぜ、熱々のごはんにかけて食べるタイプだ。
ここ「どうでしょう。」は、東予の地にありながら、南予風の、鯛の刺身がのる「鯛めし」が自慢のようだ。
中予出身の私は、子供のころから、炊き込みごはんタイプの「鯛めし」に慣れ親しんできたわけだが、この南予風の「鯛めし」もいいねえ!
東京にも、この南予風(宇和島風)の「鯛めし」を出してくれるお店はあるようなので、今度、ぜひ探してみよう。
居酒屋「どうでしょう。」 / 焼き鳥などで飲んだあと / 鯛めしで〆る
タレに浸かった鯛刺身を / よ~くかき混ぜて / ごはんにかけていただく
・店情報
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