スープが旨い鳥煮込み … 炭火焼「鳥久(とりきゅう)」(阿佐ヶ谷)
久しぶりに阿佐ヶ谷の人気焼鳥店「鳥久」にやって来た。
午後9時過ぎに到着したら、カウンターの奥側に2席分の空きがあって、そこに座ることができた。
とにかくいつも大人気で、入ることがむずかしいこのお店。9時過ぎでも、まだこんなに混んでるんだなあ。さすがである。
まずは瓶ビール(サッポロ黒ラベル中瓶、520円、以下すべて税別表記)をもらって、のどを潤すと、今日のお通し(150円)は、もやしポン酢。
さっそく、「つくね」「れば」「しんぞう」(各120円)を1本ずつ注文すると、
「塩・タレはどうしますか?」
という確認が入ったので、「しんぞう」だけ塩で、あとはタレで焼いてもらった。
いつもは「もつ焼き」「やきとん」の店に行くことが多いんだけれど、ここ「鳥久」は本格的な焼鳥屋。メニューに並ぶのは鶏肉や鶏内臓ばかり。
それ以外には、おひたしや、菜の花の辛子和え、きゅうりみそなどの野菜系の一品料理がある程度。
2ラウンドめには、壁の短冊メニューにある「鳥の煮込み」(480円)を注文。
さぁ、どんなタイプの「鳥の煮込み」が出てくるか。
前回、同じように壁の短冊メニューだった「鳥とうふ」をもらったら、関東ならではの
今日はどうかな。楽しみ楽しみ。
待つことしばし。出てきた「鳥の煮込み」は、鶏皮を根菜類と一緒に煮込んだもので、そのスープはすっきりと透き通るタイプ。
ほぉ。
さっそくそのスープをひと口いただくと、すばらしい旨みである。すばらしいスープだ。
「鳥の煮込み」の具材をつまみに、瓶ビールを飲み干した後、「菊正宗」の燗酒を大徳利(650円)を注文し、残ったスープを肴に燗酒をいただく。
鶏の内臓と言えば、砂肝も好きなんだけど、この店には串焼きの砂肝はなくて、その代わりに「砂ぎも」(一皿350円)というのがあるので、そちらを注文。
大ぶりの砂肝が、お皿に盛られて出されるんだけれど、食べにくい硬い筋の部分は上手に処理されていて、すばらしい食感が楽しめる。
午後10時を回って、焼きものを終えた親父さんが裏手にさがり、焼き台の前には息子さんが立った。
お腹はもう足りてるんだけれど、せっかくの機会なので、その息子さんに「やき鳥」(120円)を1本焼いてもらって、今夜の〆とした。
1時間20分ほど楽しんで、今夜のお勘定は2,840円(2,630円+税)でした。どうもごちそうさま。
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