名物特製芝浦牛にこみ … 大衆酒舎「美味ぇ津゛(うめづ)」(新橋)
創業は2013年と、まだ新しいお店ながら、今や新橋のみならず、都内で屈指の人気を誇る『芝浦牛にこみ』の名店という呼び声が高いのが、大衆酒舎「美味ぇ津゛」である。
店名の「美味ぇ津゛」は「うめづ」と読む。店主が梅津昭典(うめづ・あきのり)さんなので、店名も「美味ぇ津゛」という当て字にしたんでしょうね。
店主ご夫妻(梅津昭典さん&美恵子さん)がお二人で切り盛りする店内は、コの字カウンターのみ14席。
予約していないと、入ることはむずかしいこのお店。
事前予約ができるのは、午後6時半までに、メンバー全員がそろって入店できる場合に限っている。
それ以外に、その午後6時半までに入店したお客さんたちが出たあとの2回転めとして、『席が空いたら店から連絡してもらえる予約』というのもできるそうだ。
今日はラコちゃんの声かけで、この店の常連の亀井さんが予約を取ってくれて、古典酒場部川崎教室の友紀さんと私が加わった4人でこの店にやって来た。
亀井さんたちが連名でキープしている「キンミヤ焼酎ボトル」(1,600円)を出してもらい、「ホッピー(ソト)」(赤290円、白黒230円)をもらって乾杯である。
すぐに出されたのは、「日替りのお通し3点盛り」(450円)。これがうまいっ!
「このお通しだけで、3杯は飲めるんですよ」と常連の亀井さん。
お通しのまん中に陣取っている、出汁たっぷりのジューシーな玉子焼きが特にすばらしいなあ。
料理の注文は、常連の亀井さんに一任する。
まずはやっぱり名物の「芝浦牛にこみ」(880円)だよねえ。
ここの煮込みは、串に刺したシロ、スジ、ハチノス、和牛ホホ肉の4本が1人前。
メニューには『1日にお出しできる数が多くないため、単品でのご提供ができません』と注意書きされている。2回転めに入店すると、ほぼ売り切れているらしい。
さらに、『味自慢!コロッとベーコン!ちょいピリ辛!』という「ポテトサラダ」(380円)、『うまいチーズを勧告のりで包んで』の「角さんのチーのり」(380円)をつまみに、ホッピーを飲み進める。
煮込みに続く肉料理は、これまた人気が高いという「レバーステーキ」(780円)。
食べやすいようにスライスして出してくれているものを、小皿にとって、レモンをちょっと搾りかけ、添えられている特製ネギ塩ダレをつけていただく。
「牛ハツのあぶり」(780円)は、たっぷりの刻みネギとカイワレ大根とともに、ゴマ塩ダレでいただく。
そして「やきとん」である。「レバー串焼き」(1本200円)、「しろ串焼き」(1本200円)と、一般的なもつ焼き屋の値段と比べると高いのだが、その分、1本のボリュームがすごいっ!
最後に登場したのが「肉なんこつ焼(卵黄付き)」(300円)だ。
これは、ひとり1本のみの限定品。
手作りの一品で、『いちばん最後に作りはじめますので、1時間半以上かかる場合があります。時間があるときにお願いします』という注意書きがある。
だから最後に登場したんですね。
亀井さんのおすすめどおり、卵黄に絡めながらいただくのが美味しい。
2時間ちょっと楽しんで、お勘定は4人で16,980円(ひとり当たり4,245円)でした。どうもごちそうさま。
うわさに違わず、ものすごくレベルが高いお店でした!
この電灯看板が目印 / 事務所のようなビルの中に進むと / その中に「美味ぇ津゛」
キープボトルにホッピーソトで / ホッピーを作る / お通しの日替り3点盛り
レバーステーキ / 小皿に取り分けたレバーステーキ / 牛ハツのあぶり
小皿に取り分けた牛ハツのあぶり / レバー串焼き / しろ串焼き
肉なんこつ焼(卵黄付き) / 本日のメンバー / 店主ご夫妻
・店情報
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