塩辛、穴子、いか納豆 … 立呑み「やきや」(荻窪)
「ホッピー?」と聞いてくれるカイトくん(若き男性店員さん)に、
「今日は燗酒(250円)をください。あと塩辛(200円)」と注文すると、
「えっ? そとは寒いですか?」とビックリされた。
今日の東京地方、曇りがちな天候ながら、最高気温が20℃、最低気温が12℃という、春らしく過ごしやすい陽気。けっして寒くはない。
「いや、今日はずっと冷たいお酒ばかり飲んでたきたから、ここらでちょっと温かいお酒をと思ってね」
今日は、職場の会議室での飲み会だった。
飲みものはというと、缶ビールから始まって、冷酒、ウイスキーのロックと、冷たい飲みものばかり飲んでいたし、食べものも乾きもの中心。
帰り道に、ちょっと温かいお酒を飲んで、乾きものじゃない料理を食べて帰ろうと、この店に立ち寄ったのだった。
塩辛に続いては、久しぶりに「きざみ穴子」(200円)をもらって、燗酒をおかわりする。
この店は、八戸直送のイカ料理の数々が名物なんだけど、この「きざみ穴子」や、「しめさば」(270円)、「もつ煮込」(170円)など、イカ料理以外のつまみも何品か用意されているのである。
「きざみ穴子」も、昔に比べると量は減ったものの、それでもこれが200円で食べられるんだから驚きだ。
最後にもう1本、燗酒をもらって、「いか納豆」(200円)で〆ることにした。
今日は、店の一番奥の、立ち飲みテーブルで飲んでるんだけど、他のお客さんも「いか納豆」を注文していたらしく、4人分の「いか納豆」が同時に出てきた。
立ち飲みテーブルを囲んでいる6人のうちの4人が、いっせいに「いか納豆」をかき混ぜ始めると、テーブル全体に「いか納豆」の香りが蔓延する。
「うわぁ、そば屋の匂いがする」
と笑うのは、すぐとなりに立っている「いか納豆」を注文していないお客さん。
なるほどなあ。納豆の香りもさることながら、たっぷりとトッピングされた刻み白ネギの香りもけっこう効いてるのかもね。
1時間ほどの立ち飲みタイム。燗酒3本と料理3品で、今夜のお勘定は1,350円でした。どうもごちそうさま。
(荻窪「やきや」は、2018年5月13日(日)まで臨時休業中です。)
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