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港区ホルモン恐るべし … ホルモン「まさる」(三田)

切り落としカルビ


 もつ焼き、もつ煮込みと言えばすぐに、立石、浅草などを中心とする下町エリアが思い浮かぶ。

 だが実は、古来より「秋田屋」(浜松町)、「鈴木屋」(白金高輪)、「マーちゃん」(品川)、「鹿島屋」(田町)などなどと、もつ焼き、もつ煮込みの名店が多いのが東京都港区なのだ。

 なにしろ品川にある東京食肉市場だって、その住所は東京都港区港南2丁目なんだから!

 そんな港区の中にあって、先日からさらに、やきとん「鶴松」(新橋)とか、大衆酒舎「美味ぇ津゛」(新橋)といった、もつ焼き、もつ煮込みの名店に出会うんだから、まさに港区ホルモン恐るべし、なのである。

 が、しかし!

 それだけでは済まないのが今の港区。

「三田に、安くて美味しいホルモン焼きの店があるので、ぜひ行きましょう!」

 とお誘いいただいて、1ヶ月前から予約してやってきたのは、「ホルモンまさる」だ。

 ここもとにかく大人気で、予約もなかなか取れないらしい。

 午後6時ジャストに、予約で満席の店内へと入る。

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ホルモン「まさる」 / 店内は予約で満席 / テーブルには七輪がスタンバイ

 これから2時間。午後8時までには店を出ないといけないんだって。なんちゅう人気店なんだ。

 ここは炭火の七輪を使って、自分たちで焼くタイプのホルモン屋。

 メニューには、シロコロ、カシラなどの290円(以下すべて税別表記)のものから、高いものでも790円のカルビや、990円のタン塩ぐらいまでと、値段もリーズナブルだ。

 メニューの中には『売れ筋ランキング』なんてのも書かれている。

  1. シマチョウ(590円)
  2. 名物まさるホルモン(590円)
  3. カシラ(290円)
  4. 白レバ(390円)
  5. コプチャン(490円)
  6. 岩中豚(490円)
  7. 切り落としカルビ(790円)
  8. エンガワ(490円)

 というのが現在のランキングだ。

 まずは中ジョッキが390円という生ビールをもらって乾杯し、次々と肉を注文する。

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酢もつ(390円) / コブクロ湯引き(390円) / 生キャベツ(190円)

 壁に貼られた『ホルモン焼きを美味しく食べるコツ』には、

  • タレのついたお肉は、タレをつけて食べる。
  • 塩のついたお肉は、付属のタレ(ポン酢・しょうが醤油・にんにく醤油・わさび醤油 か塩をつけて食べる。
  • お肉は焼き過ぎない。

 と書かれている。

 それじゃ、いよいよ始めますか!

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カシラ(290円)には / 辛みそをつけて / トマトサワー(290円)

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シマチョウ(590円)は / 脂たっぷり / 特製トマト割(390円)

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白レバ(390円)は / 焼き過ぎないこと! / ネギ塩油でいただく

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名物まさるホルモン(590円) / しっかり焼いて / 唐辛子をつけていただく

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本日のお楽しみ(990円)はヒレミミ / 焼いて / ワサビをのせて

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6秒シャブシャブロース(790円) / 生卵をからめて / ホッピーセット(390円)

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タン塩(990円)を / レモン汁に / たっぷりからめて

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辛みそ脂付きハツモト(590円) / もやしナムル(190円) / 中焼酎(240円)

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乳酸菌ハイ(390円)2杯 / 切り落としカルビ(790円) / 煙もうもう

 入店して1時間半になるころ、ラストオーダーとなって、お勘定のレシートがやって来た。

 そのお勘定は4人で15,703円(14,540円+消費税)、ひとり当たり3,926円でした。なるほど、これは安いねえ!

 残る30分で、ラストオーダーで注文した品物を平らげる。

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シロコロ(290円) / ころりと焼いて / ポン酢醤油で

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エンガワ(490円) / 焼けるのが待ち遠しい / 本日のメンバー

 いやあ、今夜もまた大満足、大満腹。

 改めて『港区ホルモン恐るべし』ですねえ。どうもごちそうさま!

店情報

《平成29(2017)年9月22日(金)の記録》

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