鯛の焼きおにぎり茶漬 … 炉ばたや「銀政(ぎんまさ)」(銀座)

ここ「銀政」は、ワタミが展開する外食事業の1業態。
和食カジュアルダイニングとして「6,000円以上の和食の価値を3,500~4,000円」でというのがコンセプトらしいんだけれど、ふだん飲むにはちょっと高いかなあ。
いい材料が使われているらしいんだけれど、どの料理も、値段の割に量が少ない感じがする。
「ちょっと残念だなあ」と思いながら飲んでいたら、最後に出てきた「鯛の焼きおにぎり茶漬け」(590円+税)に驚いた!
これは素晴らしい!!
鯛めしを焼きおにぎりにして、それに熱々の出汁をかけて、おにぎりを突き崩しながらいただく。
表面はカリッと香ばしくて、内部にはジュワンと出汁がしみ込んでいって、旨みがたっぷり。
あぁ~、これはもう、完全につまみにもなる逸品だ。めしがうまい、汁がうまい。
残っていた山菜天ぷらを、この出汁の中に浸していただくと、これもまた良し。
この〆の「鯛の焼きおにぎり茶漬け」は、この店の常連であるS田さんが、「〆は絶対にこれしなない!」と、ズバッと人数分を注文したもの。
この最後の一品で、「ちょっと残念」だった気持ちが、すべてふっとんだ。これはいいねえ。
7人でのお勘定(5%引き)は34,542円。ひとり5千円弱でした。どうもごちそうさま。
一品一品の料理の、値段とその量を見てた時には高そうな感じがしてたけど、お勘定を済ませてみるとそうでもなかったなあ。
それほど多くの料理を食べなかったからなのか、5%引きが効いてるのか。
いずれにしても、終わり良ければすべて良し。いい飲み会になりました。

鯛の焼きおにぎり茶漬け / 突き崩していただく / 山菜天ぷらも浸して
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