臨時休業前に食いだめ … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)
四ツ谷の「鈴傳」をさっくりと切り上げて、2軒めは、ひとりで沼袋の「ホルモン」にやってきた。
もつ焼き「ホルモン」は、4月15日(日)から30日(月祝)まで、16日間の臨時休業。
その臨時休業の前に、この店の料理を食いだめしておこうという常連さんたちで、店内はすでにいっぱいである。
かろうじて空いていた1席に座り、まずはサッポロ黒ラベル大瓶とサッポロラガー大瓶とが選べる「ビール大」(520円)を、ラガーでもらって、つまみは「れば」と「こぶくろ」の「チョイ焼き」(各1本130円)からスタートする。
いつも書いていることだが、「チョイ焼き」という名称は、あぶる程度にチョイ焼きだったころのなごり。
3年前(2015年)の6月に、豚の肉や内臓の生食が禁止されてからは、他のもつ焼きと同様に、しっかりと焼くようになったんだけど、『素焼きして、刻み白ネギとおろし生姜をたっぷりと添え、醤油をかける』という味付けと、「チョイ焼き」という名称だけが残っているのだ。
「チョイ焼き」に続く、2品めのつまみには「煮込み」(350円)をチョイス。
ここの煮込みは豚もつ100%。野菜や豆腐は入っていない。それを味噌で味付けしている。
注文を受けて小鉢につぎ、刻み白ネギをトッピングして出してくれる。
この白ネギを、煮込みの中に混ぜ込んで、カウンター上に置かれている一味唐辛子をササッと振りかけていただく。
豚もつの濃厚なコクがいい。汁まですべてが、いい酒の肴(さかな)になる。
ここで飲みものを「焼酎」(250円)に移行する。
焼酎を注文すると、一升瓶ごと冷蔵庫で冷やされている「サッポロ焼酎」を、受け皿にあふれるぐらいまで注いでくれる。
これに、各自の好みで、カウンター上に置かれている『梅割りの素』をちょっとたらしていただくのだ。
続いては焼きもの。
今日は、あぶら、がつ、てっぽう(各120円)をタレ焼きにしてもらった。
阿佐ヶ谷ホルモン系のもつ焼き店のタレは、醤油味が強いのが特徴なんだけど、ここ沼袋「ホルモン」では、当代店主になってから、それを少し甘みが感じられる方向にシフトした。そのタレ味がうまいのだ。
さらに焼酎をおかわりして、今度は、オッパイ、なんこつ、かしら(各120円)を塩焼きで。
たっぷりと3時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は2,230円でした。どうもごちそうさま。
「ホルモン」 / ビール大 / チョイ焼き(れば、こぶくろ)
レシート(兼)値段表 / サッポロ焼酎 / たんした、オッパイ、なんこつ、かしら
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