刺身が食べたくて寄道 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
職場の近くに大衆酒場が少ないこともあって、仕事終わりに軽く飲むときは、職場の会議室で飲むことも多い。
そのために専用のロッカーに飲みものや食べものをストックしているのだが、食べものはどうしても乾きもの主体になってしまうのがつらいところ。
今日も今日とて、柿の種やミックスナッツなどの袋菓子を中心としたつまみで、会議室で飲んだあと、阿佐ヶ谷駅まで帰ってきた。
もともと、飲むときはそんなに食べないほうなので、食の量的には袋菓子程度で十分なんだけど、なんだか口が
現在の時刻は午後9時前。もう1軒、寄り道して帰っても大丈夫かな。
ということで、旧中杉通り沿いにある焼鳥「川名」に立ち寄った。
「川名」の看板メニューは焼鳥なんだけど、店内のメニューには焼鳥のみならず、魚介類や野菜類などもけっこう並んでいて、実態として普通の居酒屋なのである。
カウンターの一番奥の席に座り、生グレープフルーツサワー(411円)をもらい、ホワイトボードの日替りメニューから「いなだ刺」(432円)を注文した。
今日のお通し(サービス)は、オレンジ2切れ。
「『自宅では果物は食べない』という年配のお客さんも多いので、ここでちょっとでも果物を食べてもらおうと思って、お通しに果物を出しているんですよ」
何年か前に、
さらに、「待ってる間に、これをつまんでおいてください」と店主が出してくれたのは、サッと炙ったイワシのみりん干し。
この時間帯でも、店内はほぼ満席だし、店頭にはお持ち帰り用の焼鳥を買うお客さんも何人か待っているので、「いなだ刺」の準備ができるのに、ちょっと時間を要するんだろうな。
後ろのテーブル席で飲んでいる男性二人連れのおひとりは、昨日、3年間にわたって赴任していたアフリカから帰国されたばかり。
アフリカにいるときに、このブログで「川名」のことを読んでくださっていて、今日は初めてこの店に来られたんだと教えてくれた。
しかも、4月中旬からは、また別の国に赴任されるご予定らしく、ほんのひと時の一時帰国とのこと。
運よくお会いすることができて、本当に良かった。
そして「いなだ刺」も出てきた。
プリッとりっぱな刺身が10切れに、玉子焼きが4切れ。これで432円なんだからびっくりだ。さすが「川名」である。
その「いなだ刺」に合わせて、冷酒(大吟醸)も1杯、出してくれた。
会議室では乾きものと蒸留酒(焼酎&ウイスキー)だけだったので、新鮮な刺身と日本酒が、舌にも
1時間15分ほどの酒場浴。席料108円が加わってのお勘定は951円なり。どうもごちそうさま。
「川名」 / 生グレープフルーツサワーとお通し / ホワイトボードの日替りメニュー
| 固定リンク
コメント