小山出張の〆はこの店 … おばんざいと酒処「夕凪(ゆうなぎ)」(小山)
小山の夜も今日まで。明日の午後には東京に戻る予定なので、今夜はもう1軒、初日にやって来た「夕凪」にも顔を出しておくことにした。
「二人です」と入ると、今日は入口すぐのカウンター席に通された。
さっそくハイボール(420円)をもらって乾杯すると、店のおねえさんたちから、「ナイス・カンパ~イ!」と声がかかる。これがお決まりの掛け声のようである。
そして日替りで手書きされている「夕凪のおばんざい」メニューを確認する。
テーブル席にいるときは、このメニューで確認するしかなかったんだけど、カウンター席に座っていると、その上段の大皿に、ずらりと各種「おばんざい」がスタンバイされているので、自分の目で見て料理を選ぶことができる。
そんな「おばんざい」の中から、今日は「鶏皮ねぎ塩」(メニューにはないが380円ぐらい)、「蓮根の肉みそ炒め」(480円)。グランドメニューから「冷しトマト」(420円)を注文した。
カウンターの中で調理を担当している若い男性店員。胸に「トミー」という名札が付いている。
なんとはなしにトミーさんと話し始めた。
トミーさんは原宿のクレープ屋などで働いた後、25歳で地元に戻り、調理師免許を活かそうとこの店に入ったそうだ。苗字が福富なので、みんなからトミーと呼ばれるようになったんだって。
とにかくこのトミーさんが、くるくるとよく働く。なにしろ調理のすべてを一人で担当しているから大忙しだ。
それでも笑顔を絶やさず、こちらが話しかけるとニコニコと返してくれるのが素晴らしい。
カウンターの端っこのレジのところには、ハンバーガーが山積みされていて、お勘定を済ませたお客さんが、それを何個か購入したりしている。
今夜の「夕凪のおばんざい」メニューにも、「ままのミニバーガー」(3種3個で680円)というのが載っている。
このハンバーガーは、もともと店員さんたちの賄用に用意されていたものらしい。それがお客さんたちの間にも知られるようになり、メニューにも加わるようになったんだそうな。
3杯めのハイボールを飲み終えたころに、ちょうど料理も食べ終えた。
引き上げるならこのタイミングなんだけど、まだもうちょっと飲み足りない。
最後にもう1杯ずつハイボールをもらって、つまみには「さっぱり浅漬け」(480円)を注文して〆とした。
ゆっくりと3時間近く楽しんで、今夜のお勘定は二人で5,720円(ひとり当たり2,860円)でした。どうもごちそうさま。
「夕凪」 / ハイボールとお通し / 今日のおばんざいメニュー
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