宮崎本店見学ツアー5 … 伊勢女衆の味「すし久(すしきゅう)」(伊勢)
伊勢神宮おかげ横丁での昼食は、伊勢
伊勢名物「てこね寿し」で有名なお店で、その創業は天保年間(1831~1845年)というから相当なもんだ。
戦後、一時休業し、平成元年(1989年)4月に現在の形で営業を再開した。
名物「てこね寿し」は、
昔、カツオ漁に出た漁師さんたちが、釣ったカツオの身を船上で醤油漬けにし、持ってきた酢飯にのせ、豪快に手で混ぜ合わせて食べたことから「てこね寿し」という名前になった。
この店の「てこね寿し」は、他のおかずと組み合わせて定食風のセットメニューになっている。
「てこね寿し 平膳(松)」(2,330円)は、「てこね寿し」に、とろろ芋陶板焼き、魚貝の焼物、茶碗蒸し、赤だし、デザートが付く。
一番人気という「てこね寿し 平膳(竹)」(1,860円)は、「てこね寿し」に、天ぷら、卯の花(おから)、茶碗蒸し、赤出しが付いている。私もこれを注文した。
そしてもっともシンプルな「てこね寿し(梅)」(1,250円)には「てこね寿し」の他に、小鉢2品と赤出しが付く。
「てこね寿し」ができてくるのを待つ間に、ビール(中瓶600円)をもらって喉を潤す。
つまみは、伊藤さんがオススメの「伊勢たくあん」(110円)と「板さわ」(310円)を注文してくれた。
「伊勢たくあん」もまた、この地の名物料理なんだそうな。ふんわりと感じる酸味が心地よく、添えられているゴマやおろし生姜との相性もすばらしい。さすが、漬物好きな伊藤さんの選択である!
そして「てこね寿し 平膳(竹)」がやって来た。
これがまた、美味しいんだけど、ボリュームがすごくて、お酒の力を借りながら、やっと完食した。
うぅ~っ。満腹じゃ。どうもごちそうさま。
そういえば、今回の「てこね寿し」。手でこねることなく、海鮮丼と同じようなスタイルでいただいたんだけど、混ぜ合わせてからいただくのが本来の食べ方なのかなあ?
店頭のメニュー / 店内でも少し待つ / 店内にはおくどさんも
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