宮崎本店見学ツアー4 … 伊勢神宮参拝(伊勢)
宮崎本店見学ツアーの2日目。松阪駅近くのホテルで目覚めた参加者たちは、松阪駅から近鉄急行・五十鈴川行に乗車して約15分。伊勢市駅に到着した。
この駅を降りると、すぐ目の前が伊勢神宮の
この外宮への参拝に向けて、伊藤さんが、伊勢神宮のボランティアガイドを申し込んでくれていた。
我われについてくださったガイドは、黄瀬鴻(きせ・ひろし)さん(冒頭の写真)。
定年退職後にボランティアガイドになり、今年で91歳という大ベテランである。
私自身、伊勢神宮にやってきたのは今回が2度目。(1度目の関連記事は→こちらやこちら)
自分ひとりでブラブラ回るのと、ボランティアガイドさんが付いてくださるのとでは大違い。
伊勢神宮内のあちこちで、『へぇ~っ、そうだったのか!』と感心することしきりである。
黄瀬さんは、ガイドとして毎日のように神宮内を歩き回っているからか、91歳とは思えないほど軽快な足取りで、別宮「多賀宮」へと続く階段もスイスイと上っていかれる。
その黄瀬さんによると、神様へのお供え物として、古来より米が供えられるんだけど、その米を供える形態としては、『酒』が第1番目で、次が『もち』、そして『ごはん』の順。
そして、伊勢神宮のお供え物は、自給自足が基本なので、昔はお酒も自前で造ってたんだそうです。
ところが、酒税法などの関係で、アルコール飲料を勝手に作ることができなくなったため、お酒だけは自給自足をやめて、灘の「白鷹」を御料酒として選んだんだそうな。
そんなわけで、ずいぶんと勉強になる伊勢神宮参拝となったのでした。
この後もちろん、
これもまた、ガイドの黄瀬さんから教えていただいたことなんだけど、外宮と内宮では、屋根の両端に角のように突き出している
外宮では千木の先端は、地面に対して垂直にカットされ、風穴は2つ空いている。
ところが内宮では、先端は地面に対して水平にカットされ、風穴は2つ半なのだ。
これもまた知らなかったなぁ。
内宮への参拝を終えたところで、ちょうど正午過ぎ。お楽しみの昼食だ!
伊勢市駅の前が表参道 / まずは外宮から / ここが外宮の入口
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