ここでの営業は最終日 … バー「ロックフィッシュ(ROCK FISH)」(銀座)
銀座「ロックフィッシュ」。この場所での営業は今日で終了する。
2002年に開店して以来、この場所では16年だ。
私にとってこの店は、故・森下賢一さんや、「酒場放浪記」でおなじみの吉田類さんと初めてお会いした、思い出深い場所でもある。(その時のブログ記事)
午後6時半の店内は、すでに別れを惜しむ常連のお客さんたちでいっぱい。
私は壁際の臨時テーブル(必要な時だけ出す仕組み)でスタートした。
実はこの臨時席、意外と好きなんですよ。
この席で飲んでると、カウンターに居並ぶお客さんたちの背後から、店内の様子をじっくりと眺めることができる。みんながザワザワっと立ち飲んでる姿もまた、いいつまみになるんだなぁ。
カウンター上にも、バックバーのところにも、酒場関係の本がずらりと並んでるんだけど、その中に、私が初めて出した本、「酒場百選」も置かれているのが、私の小さな自慢でもあるのだ。
本当は「スコッチ・エッグ」か「オイルサーディン(竹中)」も食べたかったけど、とてもお忙しそうな状況なので、今日はやめておいた。
なにしろ安心なのは、ここ「ロックフィッシュ」の場合は、『この場所での営業を終了する』というだけで、店が無くなってしまうわけではない。
次の場所が見つかったら、また新しい「ロックフィッシュ」の歴史がスタートする。
だから集まっている常連さんたちにも、まったく悲しい感じがないのがいいよね。
午後7時を回って、常連さんたちが続々と入ってこられたところで店を後にした。
さっくりと1時間弱の滞在。ハイボール2杯でのお勘定は1,920円でした。
どうもごちそうさま。再開を待ってます!
って言ってたら、この日から三日ほどして、店主・間口さんのツイッターに、
『最終営業中に次の場所決まりました!』
『このまま進むと7月中~下旬には再開出来そうです。』
『また銀座で会いましようー!!(*^^*)』
という書き込みが! いやいやこれは一安心。
今から新しいお店が楽しみですね。
通路の突き当りが「ロックフィッシュ」 / 銀座ハイボール / 拙著が棚に!
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