注文の品は決まってる … パブ「ブリック(BRICK)」(中野)
荻窪「やきや」、中野「やきや」とハシゴして、現在の時刻は午後9時過ぎ。
せっかくなのでもう1軒、寄っていきますか。
となると、やっぱりサントリーパブ「ブリック」か。
しかも飲みもの、食べものまで決まってる。
飲みものはいつもの「トリハイ」(200円)だし、食べものは前回久しぶりにいただいて、改めてその美味しさに感動した「グリルドサンド」(450円)だ。
ここまで心が決まって、席が
『どうか空いてますように』
そう念じながら、「やきや」のある中野駅南口側から、「ブリック」のある北口側へと移動する。
「ブリック」に到着し、歴史を感じさせる木の扉を、よっこいしょと開ける。
あぁ、良かった。カウンターに空席がある。
ここ「ブリック」の本来の流れは、まず飲みものを注文し、その飲みものをいただきながら、手渡される料理メニューから料理を選んで注文する。すると、何品か用意されているお通しの中から、注文した料理と被らないお通しを選んで出してくれる、というもの。
でも今日は、飲みものも食べものも、もう決まっているので、
「トリハイとグリルドサンドをお願いします」
と、最初の注文で飲みものも食べものもいっぺんに注文した。
するとあっという間に作ってくれるトリハイとともに、お通し(300円)には枝豆を出してくれた。
トリハイは、「トリス」で作ったハイボール(ウイスキーの炭酸割り)のこと。
「トリス」は、戦後間もない昭和21(1946)年に発売され、その後1955年ごろから、日本の各地に「トリスバー」ができ、トリハイがブームになった。
銀座の「ブリック」(1951年創業)、松山の「露口」(1958年創業)なども、そのころに登場。ここ中野「ブリック」も、東京オリンピックが開催された1964年に、トリスバーとして開店した。
しかし、高度成長期に入って、トリスは置かなくなったんだそうな。
私が大学生だった、今から40年ほど前に、すでに「学生はホワイト、会社員はダルマ(オールド)、会社の偉い人はリザーブ」なんて図式ができてたぐらいだから、トリスやレッドはお呼びじゃなかったのかもしれない。
ここ中野「ブリック」で、そんなトリスが復活したのは昭和60(1985)年のこと。
そのころブームになった酎ハイに対抗するために、トリハイを復活させたんだそうな。
大きめのグラスに、きっちりと1ジガー(45ml)分のトリスを計量して作られる「ブリック」のトリハイ。最後にピッとレモンピールで仕上げてくれる。
これが200円なんだから、酎ハイもびっくりだ!
グリルドサンドが焼き上がってきたところで、トリハイをおかわり。
このグリルドサンドが、本当にいいつまみになるんだなぁ。
さっくりと1時間ほど楽しんで、お勘定は1,270円なり。どうもごちそうさま。
ちなみに1,270円の内訳は、注文合計の1,150円に、税+サービス料らしき10%(10円未満切り上げ)の120円が加算されたもの。とっても明朗会計です。
トリハイおかわり / グリルドサンド / コンビーフ&玉ネギ
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