エロうま豆腐にならず … 立飲「やきや」(中野)
昨日、荻窪「やきや」で、煮込みの汁に投入した冷奴が美味しかったので、今日はそれを中野店でやってみようと、中野「やきや」にやって来た。
今日の中野「やきや」は、入口右手の立ち飲みカウンターも、入口左手の立ち飲みテーブルも、どちらもほぼ満員の状態。
かろうじて右奥の窓際あたりが空いていたので、そこに立って「黒ホッピー」(320円)と「煮込(玉子入)」(320円)を注文した。
荻窪店には白ホッピーしかないが、中野店では白と黒が選べるほか、「ホッピー梅入り」(380円)という、大きめの梅干しが1個入ったホッピーもある。
カチワリ氷が大きいのも中野店の特長だ。氷が溶けにくいのがいい。荻窪店は冷凍庫が小さいので、もっと小さく砕かざるを得ないそうだ。
飲みものも食べものも、とても安い値段で出してくれているのに、氷ひとつにも手を抜かない。「やきや」の人気の理由はそこにある。
もつ煮込みのほうは、普通の「煮込」(280円)と「煮込(玉子入)」(320円)が選べる。その違いは、同じ煮込み鍋で煮込まれている玉子が入っているかどうかだけ。
荻窪店の煮込みは170円なので、中野店のほうがかなり高いように感じるが、その分、量も多い。しっかりとボリュームのあるつまみになる。
その「煮込(玉子入)」を、できるだけ煮汁を残しながら食べ終えて、「冷奴」(170円)を注文する。
出てきた冷奴を改めて観察してみると、トッピングされている刻みネギとカツオ節は同じだけれど、豆腐が木綿豆腐だ。荻窪のはバックの絹ごしなので、まずここが違う。
いろいろと違うんだねぇ、両店で。
そして昨日と同じように、ちょっとずつ豆腐を切り分けて、煮込みの汁に投入していく。
なるほど。木綿豆腐なので、絹ごしのようなトロトロ感は出ない。煮込みの汁に入っても、しっかりとした食感である。
だから豆腐をどれだけ投入しても、「エロうま豆腐」のようにはならない。
しかしながら、「エロうま豆腐」のようにならないというだけで、豆腐をしっかりと味わうには、なんら問題はない。
4杯めとなるナカ(160円)をもらって、「手羽先」(100円)と「しいたけ」(100円)を焼いてもらう。「手羽先」の味付けは“味噌”にした。
ここの「しいたけ」は、プリッと肉厚で、とても旨い。
サッと素焼きしたものを「醤油を少しかけてくださいね」と出してくれる。この少量の醤油が、「しいたけ」の旨みを、ぐんと引き出してくれるのだ。
「手羽先」は、この店イチの人気商品。味噌焼きのみならず、塩焼き、タレ焼き、なんでもこいだ。
1時間半ほど立ち飲んで、今宵のお勘定は1,490円なり。どうもごちそうさま。
最後はすべて投入 / 手羽先、しいたけ / しいたけにはちょっと醤油をかけて
| 固定リンク | 0
コメント