トウモロコシの唐揚げ … 力士居酒屋「大忍(だいにん)」(鷺ノ宮)
水曜日の今夜は、住宅街の中にある人気居酒屋「大忍」。
街なかの居酒屋と違って、女性客や家族連れなどが多いのが大きな特徴だ。
カウンター席に座って、生ビール(400円)からスタートする。
すぐに店主が手渡してくれるのは、おすすめメニュー。
いつもある定番メニューの他に、その時季のおすすめメニューが手書きされているのだ。
「ここに書いている以外に、牛スジとコンニャクの煮込み、トウモロコシの唐揚げ、冷やしトマト、パクチーメンマ、北海道産のブリ、島根産のマグロ大トロもあります」
と店主。毎日の仕入れによって、急に加わるメニューもあるのだ。
「じゃ、まずは牛スジとコンニャクの煮込みをお願いします」
この店のメニュー、定番ものには値段が付いているが、おすすめメニューなどには値段は書かれていない。
でも、女性客や家族連れが多いことからもわかるとおり、決して高くはない。
しかも本格的な常連さんの場合は、飲みものだけ注文して飲んでると、料理のほうは1品、また1品と、店主おすすめの料理が、ほぼお任せ状態で出されたりしている。
そういうお客さんが、毎日やって来ても飽きないように、幅広い食材を仕入れたりしてるんだろうな。
生ビールに続いては、焼酎をもらうことにする。
カウンターの上段に並んでいる一升瓶の中に、芋焼酎「くじら」があるんだけど、メニューには載ってない。
「カウンター上にある焼酎は、1杯で注文できますか?」
「はい、いいですよ」
「じゃ、『くじら』をロックでお願いします」
でてきた「くじら」は、ロックグラスのふちまでたっぷり!
さらにはチェイサーの水も出してくれた。
この「くじら」ロックが、「牛スジとコンニャクの煮込み」によく合うのぉ。
牛スジはもちろんのこと、一緒に煮込まれているコンニャクのプリプリ感がすばらしい。
奥のテーブルのお客さん(家族連れ)から「トウモロコシの唐揚げ」の注文が入ったので、私もそれを便乗注文した。
そしてその「トウモロコシの唐揚げ」ができあがってきたところで、前回いただいて美味しかった「地ウイスキー」(400円)をロックでもらった。
この地ウイスキーは、信州マルス蒸留所で造られた「こだわりモルトの地ウイスキー」という限定品。一升瓶のウイスキーである。
あぁ、このトウモロコシがうまいっ! 甘みがいいね。
「表面に九州の醤油をぬってるんですよ」と店主。
なるほどなぁ。九州の醤油の甘みと、トウモロコシ本来の甘みとの相乗効果でこの味が出てるのか。
さっくりと1時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は2,400円でした。どうもごちそうさま。
本日のおすすめ / 食べものメニューその(1) / その(2)
牛スジとコンニャクの煮込み / 「くじら」ロック / トウモロコシの唐揚げ
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