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塩辛がうまいのなんの … 立呑み「やきや」(荻窪)

自家製塩辛


 ここのところ1週間ぐらい続いている、すさまじい暑さのせいか、今日は「やきや」もいている。

 と言っても、一番奥の立ち飲みテーブル席が3人分ほど空いてるから、「空いてる」と感じるだけで、手前の普通の立ち飲みカウンターは今日も満員だ。

 いつものように「ホッピー」(320円)をもらい、「珍味わたあえ」(200円)の器にはしが立ってることを確認して、「珍味わたあえ」を注文したら、確かにまだ残ってた。そしてこの私の注文で、「珍味わたあえ」が売り切れた。(『箸が立ってる』ことの意味は→こちらの記事の後半)

 「珍味わたあえ」を食べ終えたら、次は刺身だ。「珍味わたあえ」の残りダレで食べる刺身が美味しいからねぇ。

 「ナカ」(160円)をもらうと共に、「ミミ刺ある?」と確認したら、さすがにこれは売り切れてた。代わりに「いか刺身」(200円)を注文した。

 「いか刺身」には、事前に用意されて冷蔵庫に保存されているものと、それがなくなってから、注文を受けて刺身に引くものがある。

 前者のほうが量が少ないようなので、もしかすると厳選された部位が使われてるのかもしれない。(未確認です。)

 なにしろ刺身は、ほとんどのお客さんが注文するので、サッと出せるように、一定の量はあらかじめ用意しているんだろうな。

 3杯めとなるナカには、「いかみみ焼」(200円)を合わせる。

 タレ焼きで仕上げられる「いかみみ焼」。添えられたマヨネーズに一味唐辛子を振りかけて、ちょっとピリッとさせていただくのがうまい。

 4杯めには、「自家製塩辛」(200円)だ。

 私の生まれ故郷・松山(愛媛県)あたりでは、スルメイカの漁獲量が少ない(獲れない?)からか、自家製のイカ塩辛を作ったり食べたりした記憶はない。

 イカ塩辛というと、「桃屋の塩辛」の印象が強かったのだ。

 だから、最初に「やきや」の「自家製塩辛」を食べたときには、本当に驚いた。

 「桃屋の塩辛」に代表されるような、長持ちする塩辛に比べると、「やきや」の塩辛は塩味がものすごく少なくて、フレッシュな食感なのだ。

『へぇ~っ。こんな塩辛もあるんだ』

 と思ったものだったが、今ではこっちのほうが、自分の中では標準的な塩辛になってきた。これがもう、うまいのなんの!

 そしてホッピー。

 氷入りのサワーグラスで出してくれるから、普通にぐと、ソト1・ナカ4の分量になる。

 これで合計800円。つまり、1杯あたり200円ってことだ。安い!

 そしてイカ料理が1品200円なので、これを4品いただいて、飲みもの代と合計すると1,600円だ。

 これですっかり酔っ払いになるんだから、コストパフォーマンス抜群。

 だからみんな、毎日のように通ってくるんだね。

 今夜も、どうもごちそうさま。

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ホッピー / 珍味わたあえ / 一味唐辛子をかけていただく

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いか刺身を追加して / わたダレにワサビを溶いて / 刺身にからめる

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いかみみ焼 / マヨネーズに一味唐辛子 / 立呑み「やきや」でした

店情報前回

《平成30(2018)年7月19日(木)の記録》

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受信: 2018.09.05 07:00

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