塩ラッキョウで酎ハイ … 「丸大ホール(まるだいほうる)本店」(川崎)
このところ、野毛での定宿となりつつあるニューシティーで目覚めたのは午前9時。
う~む。やはり今回も「阿武茶゛」(営業時刻は午前3時から午前8時まで)には行けなかったなぁ。
ゆっくりと朝風呂につかったあと、京急・日ノ出町駅から、ちょうどやって来たエアポート急行・羽田空港行に乗りこんだ。
15分後、京急川崎駅に到着だ。
昨日の横須賀での朝酒に続いて、今日は川崎で朝酒だ。
向かった先は、京急川崎駅から徒歩2分(140mほど)。「丸大ホール本店」である。
その営業時間は、朝8時半から夜10時までの13時間半。
日曜日の朝10時過ぎにもかかわらず、店内のすべてのテーブルに、すでにお客さんが入っている。素晴らしいなぁ。
そのうちの1卓に相席させてもらって、まずは「ビール(大)」(600円)を、アサヒでもらってスタートする。
つまみは、テレビの下に張り出されている短冊メニューから、「豚肉の柳川鍋」(400円)を注文した。
ここ場所に張り出されているメニューが、その日のおすすめメニューなんじゃないかと思っているのだが、どうなんでしょうね?
この店の創業は昭和11(1936)年というから、今年で創業82年。川崎を代表する老舗大衆食堂&大衆酒場である。
だから、夕方この店に来ると、定食を注文して食事をしているお客さんもけっこう見かけるんだけれど、日曜日の朝のこの時間帯は、全員が飲んでいる。食事だけのお客さんはいないようだ。
午前10時過ぎというこの時間、朝食には遅いし、昼食には早いという中途半端な時間帯だから、食事だけのお客さんがいないのかもね。
大瓶ビールを飲みきったところで、飲みものを「ホッピー」(400円)に切り替えて、つまみには「えんどう豆」(300円)をもらう。
同じテーブルの向かい側には、私と同世代(50代後半)の男性が二人、バリバリの九州弁で話しながら飲んでいる。
何とはなしに話し始めてみると、お二人は佐賀出身の幼なじみ。大人になってからも、会社まで同じだったんだって!
おひとりは、数年前に早期退職をして、奥さまのご実家が営んでいる会社を手伝うようになったそうだが、今もこうして、ときどき一緒に飲んでるんだそうだ。
このお二人が、とても楽しくて、よく話をされる方々なので、同じテーブルに座る人たちも、徐々にその会話に巻き込まれていって、テーブル全体(5人)で話が盛り上がってきた。
私のとなりのおにいさんは、青森県出身の48歳。お子さんが9人もいるそうだ!
このおにいさん、最初はムスッと飲んでて、ものすごく無口かと思っていたのに、いったん話し始めると、とっても饒舌。お話が止まらない。
こういうのも、テーブル席主体の大衆酒場ならではの面白いところだ。
ナカ(ホッピーの焼酎おかわり、250円)を2回もらって、ソトがなくなっても、まだまだ話が弾んでいるので、改めて「酎ハイ」(350円)を追加注文して、「塩らっきょう」(300円)ももらう。
川崎で、か~るく飲んで帰る予定が、気がつけばもう午後1時前。3時間近くも飲んじゃったぜい。
お勘定は2,850円。
どうもごちそうさま。お先にぃ~っ!
「丸大ホール」 / 店内のメニュー / テレビ下の短冊メニュー
ビール(大) / 豚肉の柳川鍋 / ホッピーは氷入りで焼酎の量も標準的
(次回)20.08.11 今夜も賑わう大人気店 … 「丸大ホール(まるだいほおる)」(川崎)
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