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下町よりも下町らしい … やきとり「鳥勝(とりかつ)」(立会川)

「鳥勝」の店主ご夫妻

 今日の仕事先は横浜・鶴見。

 その仕事が午後4時ごろに終わり、向かった先は立会川だ。

 鶴見エリアにも、いい酒場はたくさんあるんだけれど、この方面に来ることがあれば、必ず行きたかった酒場が、立会川の「鳥勝」だったのでした。

 「鳥勝」に初めて来たのは、去年の1月のこと。

 それまでにも、店の前までは何度も来たことがあったんだけど、入れたことがなかった。

 それ以来、昨年3月末までの2ヶ月間の間に、10回も通い詰めたほどファンになったんだけど、昨年4月に、それまでの田町の職場から、現在の四ツ谷の職場に移ったため、立会川が遠くなってしまってたのでした。

 直近でやって来たのが、昨年の7月なので、実に1年ぶりである。

 午後5時前なのに、入口すぐのカウンター席はすでに満席。さすがです!

 一番手前のテレビ下にでも座ろうか、それとも奥のテーブル席に行こうかと、ちょっと迷っていると、カウンター中央部で飲んでいるおじさんから、「ここ空いてるよ!」と声がかかった。

 よ~く見ると、満席のように見えたカウンター席のその部分に、両側のお客さんのお尻の下に隠れるように、もう1つ、イスが隠れている。

 おぉ。これはかなり厳しい狭さだなぁ。

 でも、ここに入れてもらうことにしますか。

 両側のお客さんに、「すみませんねぇ」と声をかけて、ちょっとずつ寄ってもらって、なんとかそこに着席。

「ありがとうございます」

 声をかけてくれたおじさんにお礼を言うと、なんとそのおじさんは大常連のN原さんではありませんか。ごぶさたしています。

 私がこの店に来ると、いつも必ず飲んでいるN原さん。ほぼ毎日、いらっしゃってるんだろうなぁ。

 久しぶりに訪問に、笑顔を見せてくれる女将さんに、ホッピー(370円)と「煮込(牛)」(490円)、そして「生野菜シングル」を『ガツのせ』で注文した。

 「生野菜シングル」の『ガツのせ』は、「生野菜シングル」(270円)に「ガツ刺」(240円)をのせたもので、値段も両者を合計した510円。

 「生野菜シングル」も「ガツ刺」も、それぞれにおいしいんだけど、それを合体させると相乗効果でより美味しくなるのでした。

 「生野菜シングル」に「コブクロ刺」(240円)をのせた、『生野菜シングルのコブクロのせ』もおすすめです。

 ちなみに生野菜には、「生野菜ダブル」(470円)というのもあって、こっちを注文すると、ひとりじゃ食べきれないぐらいのボリュームのサラダが出てきます。

「どうしたんだよ。久しぶりじゃないか。まあ飲め!」

 と自分がキープされている一升瓶から焼酎を注いでくれるN原さん。

 本当に久しぶりなのに、まわりの常連さんたちは、すぐに前の状態に戻って接してくれるのが、とてもうれしい。

 「俺たちは、ここしか来るとこないからさ」と言いながら、以前と変わらないニコニコ笑顔の常連さんたちがいいね!

 さらに自分でもナカ(200円)をおかわりしたり、これまた大常連のK島さんから、焼酎をもらったり、ソトももらったり、その上、

 「ひとりじゃ食べきれないから、一緒に食べてくれ」

 と、これまたものすごく久しぶりとなる「煮込豆腐」(980円)も分けていただいたりしながら、気がつけばもう午後9時を回って、そろそろ店も閉店だ。

 たっぷりと4時間半ほど楽しんで、お勘定は1,780円なり。どうもごちそうさま。

 下町以上に下町らしい。これぞまさに大衆酒場だなぁ!

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「鳥勝」 / ホッピー / 煮込(牛)

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生野菜(シングル)ガツのせ / メニュー(左) / メニュー(右)

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季節メニューなど / 煮込豆腐を / 小鉢に分けて

店情報前回) 《このブログ記事は動画でも配信しています。→ YouTube

《平成30(2018)年7月5日(木)の記録》

(次回)19.07.28 二人以上なら煮込豆腐 … やきとり「鳥勝(とりかつ)」(立会川)

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コメント

N原さんは誰にでも声をかけてくれるので、みんなに慕われていますよね。
ああいうお店の人が忙しくて接客に手が回らない店だと、こういう常連さんの存在がありがたいです。

投稿: ひざげり | 2018.08.07 07:05

ほんと、その通りです。
N原さんご自身が、とても明るい呑兵衛さんなので、まわりのお客さんたちの気持ちも和みますよね。
先日、久しぶりに「鳥勝」にお邪魔したのですが、残念ながらN原さんはいらっしゃいませんでした。たいていいつもいらっしゃるのに、どうしたんでしょうね。。。

投稿: 浜田信郎 | 2019.07.28 14:18

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