〆は柚子風味の白菜漬 … 立呑み「やきや」(荻窪)
三連休明けの火曜日、午後8時半の店内は、ほぼ満員。
いちばん奥のテーブル席の、座れる側に1席だけ空席があったので、そこに入れてもらった。
「やきや」の場合、どうも立ち飲める場所のほうが人気が高くて、いちばん奥の座れるポジションがむしろ空いていることもあるぐらいなのだ。(夫婦連れなどのカップルには、この席は人気があるようだが。)
いつものように「ホッピー」(320円)をもらい、つまみのほうは、この時間でも、まだバットの上に「げそ揚げ」(200円)が残っていたので、その「げそ揚げ」をもらった。
今回の出張は、祝日の昨日のうちに移動して前泊。今日1日が出張先での仕事だった。
せっかく前泊なので、事前に近くの酒場を調査したりして出かけたんだけど、これがことごとくハズレ。
もっとも狙いをつけていた店は、「今日は祝日なので、午後8時までの営業です」とのこと。その時点で午後7時ごろだったので、あと1時間ほどしかない。
仕方なく、2番手、3番手として、あたりを付けていた店を順に回るが、祝日だし、猛暑だしということなのか、臨時休業のところが多い。
やっと開いていたのは女将が切り盛りする、おばんざいのお店。
店内はその女将と手伝いの女性の二人が切り盛りしてるんだけど、大音量のテレビがうるさいし、女性二人のお客さんたちへの対応がとてもトゲトゲしくて、居心地が悪い。
ビール1杯と、つまみ1品で早々にその店を後にし、ホテル近くの中華食堂でチャーハンを食べて〆としたのでした。
出張先で、いい酒場に出会えなかったのは、今回が初めてだ。がっくり。
しかしまぁ今回は、祝日だったことが最大の原因なんだろうな。多くの酒場が休みだった。次回はぜひ平日に来てみなきゃね。
さて、「やきや」。
ナカ(160円)をもらって、さっき誰かが「珍味わたあえ」(200円)をもらっていたので、「わたあえはまだある?」と確認してみると、「売り切れました」とのこと。
さっきのが最後の1人前だったのか。残念!
代わる2品めは「げそわさ」(200円)にした。
となりで飲んでる常連さんによると、「珍味わたあえ」の器に箸が立ってるときは、わたあえはまだ残ってる。スプーンが入ると売り切れなんだって。
確かに今は箸はなくて、スプーンが入ってる。
スプーンは、「タレかけで」と注文されたときに、タレがかけやすいようにするためらしい。
けっこう来てるつもりでも、まだまだ知らないことが多いなぁ、「やきや」。
3杯めとなるナカには、「いかげそ焼」(200円)をもらって、ゲソゲソした一夜にする。
これで「珍味わたあえ」が売り切れてなければ、4品すべてがゲソで、料理法がすべて異なるという、イカ料理の『ストレートフラッシュ』が楽しめたのになぁ。
残念ながらゲソ料理は他にはないので、4杯めに合わせる4品めは「漬物」(170円)にすると、今日の漬物は、
2時間近く楽しんで、今日のお勘定は1,570円なり。
自分の好きな酒場でゆっくりと過ごせたことで、昨日のガックリ感も解消することができた。
どうもごちそうさま。
立呑み「やきや」 / テーブル席に座ってホッピー / げそ揚げ
げそわさ / いかげそ焼 / 柚子風味の白菜漬けで締めくくる
| 固定リンク
コメント