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パラスパで締めくくる … 居酒屋「ペルル」(鷺ノ宮)

ぱらすぱ


 野方のがたの「すっぴん酒場」を出て、トコトコと都立家政とりつかせい方面へと歩く。

 最初は「竹よし」に寄って、「ばりこて」のラーメンで締めて帰ろうかと思っていたのだが、もうそんなに多くは食べられそうにない。

 そこで「竹よし」前もそのまま通過して、さらに鷺ノ宮さぎのみや方面へ。

 今夜の2軒めは、「ペルル」にした。

 いつものようにキープしているボトルを出してもらって、ウイスキー水割りを作る。

 ウイスキーのボトル(4,500円から)をキープしていたら、あとは毎回、「水・氷セット」(500円)をもらうだけで、そのウイスキーのロックや水割りを何杯でも飲むことができるのだ。

 ハイボールを飲みたい場合には、この水・氷セットに加えて、瓶入りの炭酸水(300円)をもらう必要がある。

 今夜の「ペルル」には、海釣りを大趣味としているKさんがいらっしゃってて、いつものように、その釣果をみんなに振る舞ってくれている。

 今日の釣果はイサキ。

 そのイサキの刺身のほか、真子の煮ものや白子も出してくれた。

 なにしろイサキの鮮度がいいから、刺身も煮ものも美味しいねぇ!

 さらに、となりのお客さんがキープしている「パンペロ・アニバサリオ」というラム酒を、ちょっといただいたりしながら過ごすうち、ちょっとお腹もすいてきた。

 最後に久しぶりに「ぱらすぱ」(500円)をいただいて締めることにする。

 「ぱらすぱ」は、「パラパラスパゲッチ」の略称。

 ゆであがったスパゲティに、昆布茶をパラパラ、醤油をパラパラ入れてかき混ぜて皿に盛り、仕上げに刻み海苔をパラパラと振りかけるとできあがり。

 いろんなものをパラパラ入れるから、「ぱらすぱ」という名前になった。

 その昔、お店の常連さんでドイツに赴任していた人が、日本食が恋しくなって作ったのがこのスパゲティだった。その話を聞いて「ペルル」でも出すようになったそうだ。

「言ってみればドイツからの逆輸入品ですね」

 創業店主の故・古川実さんが、笑いながらそう話してくれたことを思い出す。(その時のブログ記事。)

 ものすごくシンプルなスパゲティなのに、スルスルッと食べられるんだよなぁ。逆にこのシンプルさがいいんでしょうね。

 閉店時刻の午後11時半まで楽しんで、今夜のお勘定は1,000円でした。どうもごちそうさま。

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「ペルル」 / ウイスキー水割りとイサキ刺身 / イサキ真子煮

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イサキの白子 / 「パンペロ・アニバサリオ」を / 1杯いただく

店情報前回

《平成30(2018)年7月13日(金)の記録》

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受信: 2018.09.11 07:25

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