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夏の岩カキ、冬のカニ … 駅前「一天張(いってんばり)」(西舞鶴)

岩がき生


 昨日の神戸から、今日は日本海側に抜けて、西舞鶴である。

 一緒に仕事をしたメンバーたちと、西舞鶴駅前の「一天張」にやって来た。

 舞鶴と言えば、なんと言っても「松葉カニ」なんだけど、それは冬場のこと。

 夏場の今は「丹後とり貝」か「岩カキ」だ。

「丹後とり貝は先週で終わったんですよ」

 と店のおねえさん。

 それは残念。でも手書きのおすすめメニューには「岩カキ」は、まだ載っている。

 この「岩カキ」も、季節がら、もうすぐメニューからなくなるらしい。

 「岩カキ」は生、焼、天ぷらの3種類が選べるのだが、ここはやっぱり生ですね。

 日本のカキは大きく分けると「真カキ」と「岩カキ」。

 ざっくりと言うと、冬(10~4月ごろ)に太平洋側でとれるのが「真カキ」で、夏(6~9月ごろ)に日本海側でとれるのが「岩カキ」だ。

 「真カキ」に比べると、「岩カキ」は圧倒的に大きい!

 今日の「岩カキ」生も、食べやすいように十文字に4分割して出してくれてるぐらいだ。

 これを、添えられたレモンを搾って、それだけでチュルンといただくわけですねぇ。

 ん~~~。カキの身の中の塩っけが、ちょうどいい塩梅だ。

 今日は人数は8人ぐらいいるけれど、コース料理ではなくて、「御造り盛り合せ」と「天ぷらおまかせ」を幹事さんが注文してくれて、それ以外は各自が好きなものを注文するスタイル。

 私は「岩カキ」生の他、「もずく酢」、「甘鯛塩焼」などをいただいた。

 飲みものは生ビール(550円)で乾杯した後は、燗酒(2合750円)に切り替えると、銘柄は灘の「菊正宗」だった。

 最後は「鯛茶漬」(950円)や「にゅうめん」(550円)で締めくくる。

 気がつけば、たっぷりと3時間も飲み食いしてた。

 カニの時季の舞鶴もいいけれど、夏場の舞鶴も美味しいねぇ!

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「一天張」 / 今日の日替りメニュー / サザエの壺焼き(お通し)

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もずく酢 / 御造り盛り合せ / 岩がき生

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天ぷらおまかせ / 揚げ出し豆腐 / 甘鯛塩焼

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お新香 / 鯛茶漬 / にゅうめん

店情報

《平成30(2018)年8月30日(木)の記録》

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