いか刺身をワタ醤油で … 立呑み「やきや」(荻窪)
会社帰りに、荻窪の眼鏡屋さんに立ち寄る。
今の職場になって、事務仕事が多いからか、パソコン画面から手元ぐらいの範囲の近いところが見づらくなってきた。
これはきっと老眼が進んだのに違いない。
そう思ってやってきたんだけれど、視力測定の結果は、なんと近視が改善されているとのこと。
私のメガネは中近両用というタイプのものなんだけど、近視が改善されてきたにもかかわらず、近視側のレンズが強いままなので、中近のバランスが崩れて近いところが見えにくく感じてきた、ということのようなのだ。
近い側(老眼側)の視力は、まったく変わってないんだって。ちょっと安心した。
レンズだけの取り替えならば8千円程度ということなので、さっそく新しいレンズ作りをお願いして店を後にした。
現在の時刻は午後7時過ぎ。この時間帯に荻窪にいたら、行きますよねぇ、「やきや」。
これまでの経験では、午後6時半から7時ぐらいまでの間に、一度、お客さんたちが入れ替わるタイミングがあって、うまくそのタイミングに合うと、スルッと入ることができる。
今日はちょっと遅いけど、どうかなあ?
心配しながら入った店内は、案の定、満員だ。
なにしろ8月11日から19日まで、9日間の夏休みで、昨日、久しぶりに営業再開したばかりだからなぁ。みんなイカ切れになっていたに違いない。
どっかに、ひとり分の空間はないかなぁ、と思って改めて確認してみると、無理すれば奥のテーブルに立てそうな感じだ。さっそく店のいちばん奥へと進んだ。
立ち飲みカウンター中心の「やきや」ながら、一番奥に長方形の立ち飲みテーブルもくっついていて、その壁際の長辺に2人座ることができ、それ以外の短辺に1人、長辺に2人が立てるため、テーブル全体には5人が入れる。
これがゆっくりとテーブルを使った場合で、ギュッと詰めるとさらに1~2人が入れるのだ。
現在、テーブル席を囲んでいるのは5人。無理してもうひとり入れてもらおうと、奥に向かってやってきた次第。
ところが!
5人に見えたテーブル席には、実は6人いて、たまたまひとりがトイレに行ってたから、5人のように見えただけだったのだ。
テーブル席の先客たちに声をかけながら、無理やりもうひとり入れてもらい、奥の座れる席との間の微妙な空間に身をおいた。
無事に立ち位置が決まったところで、ホッピー(320円)を注文し、つまみには「げそ揚げ」(200円)を、『タレかけ』で注文する。
『タレかけ』は、「珍味わたあえ」(200円)の器に残っているタレを、かけてもらうこと。この『タレかけ』はサービスなので、「珍味わたあえ」が売り切れた後しかお願いすることができず、しかもできるのは1回だけ。
売り切れる前に「珍味わたあえ」を注文した場合には、その後の料理で『タレかけ』をもらうことはできない。
ついでに書いておくと、「いか刺身」(200円)と「いかみみ刺身」(200円)も、どちらか1品を1回だけだ。両方をもらうということはできない。
両方とも一度に食べたい場合は、二人で行って、ひとりが「いか刺身」を、もうひとりが「いかみみ刺身」を注文するしかない。
「なか」(焼酎おかわり、160円)をもらって、「いかげそ焼」(200円)を焼いてもらう。タレ焼きのゲソを、七味唐辛子をふったマヨネーズにからめて食べるのがうまい。
3杯めとなる「なか」には「自家製塩辛」(200円)だ。ここの塩辛は、いくらでも食べられそうな味付けなんだけど、今はきっと「自家製塩辛」もおかわりできない(ひとり1回しか注文できない)んだろうなぁ。
そして、ソト1・ナカ4での4杯めで、「いか刺身」(200円)を注文する。
「いか刺身」についてくるワサビを、「自家製塩辛」の小鉢に残ったイカワタに投入し、さらに醤油をちょっと入れる。
このワタ醤油に、「いか刺身」をつけていただくのだ。
うぅ~~~~っ。絶品じゃ!
テーブル席のみなさんとの話も弾み、たっぷりと2時間もの立ち飲みタイム。
4杯と4品でのお勘定は1,600円なり。どうもごちそうさま。お先に!
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コメント
初めまして。JR名古屋の在来線の1.2番ホームの 「かきつばた」とゆうきしめんの立ち食いでホッピーが飲めるのご存じですか?
投稿: 田口和明 | 2018.09.21 20:37
1・2番線の「かきつばた」。知りませんでした。
まだまだ奥が深いですねぇ、名古屋駅、在来線ホーム!
投稿: 浜田信郎 | 2018.09.22 13:26