松山に着いて電車待ち … うどん「かけはし」(松山)
雨の東京を離陸すると、空の上はくっきりと青空だ。
そして飛ぶこと約1時間半。松山空港に到着した。
ここからさらにJR松山駅に出て、実家の最寄り駅までは電車で帰るわけだが、この時間帯、電車の本数が少なくて1時間近く待たないといけない。
駅近くにも何軒かの酒場はあるんだけれど、軽く飲むには松山駅構内にある「かけはし」あたりがいいかもね。
「かけはし」は、じゃこ天などで知られる宇和島の老舗蒲鉾店、「安岡蒲鉾」の直売所を兼ねたうどん店。
店内で揚げたじゃこ天をのせた「じゃこてんうどん」(500円)が名物だ。
私自身はこれまでに、ここ「かけはし」で飲んだことないけど、店頭のショーケースには「生ビール」(430円)なども並んでいるから、飲めないわけがない。
さっそく店内に入って、改めてレジ台(=注文場)の奥に掲げられているメニューを確認すると、その「生ビール」の他に、「缶ビール」(350円)、「酒(ワンカップ)」(270円)という3つ並んでいる。
つまみになりそうなのは、「じゃこてん」(1枚170円)、「ごぼう天」(1本170円)といったところか。
羽田空港の「つきじ亭」で生ビールと、そば焼酎のそば湯割りを飲んできたから、ここでは日本酒にしよう。
「じゃこてん1枚と、お酒をお願いします」
とレジ台のおねえさんに注文すると、
「はい。440円ですね。お酒はそちらに並んでいるものの中から、好きなものをお取りください」
言われたところを見てみると、「梅錦」(愛媛・金田町)、「金陵」(香川・琴平町)、「雪雀」(愛媛・柳原)という3種のカップ酒が並んでいる。わが地元の「雪雀」を選んだ。
そして「じゃこてん」の皿も受け取って席に着く。
この店は立ち食いもできるけど、座って食べる席のほうが主流だ。
「じゃこてん」の皿には、おろし生姜を入れて醤油をたらし、生姜醤油にしていただく。
さすが宇和島のじゃこ天だ。うまいねぇ。
愛媛の地酒との相性も抜群である。
チビチビと飲みながら、店内を眺めていて思ったんだけど、壁のメニューには「じゃこてん」、「ごぼう天」しか出ていないけど、店内に入ってからレジ台まで進む経路上に、かき揚げ(100円)、肉コロッケ(100円)、半熟たまご天(100円)、からあげ串(100円)、じゃこカツ(270円)、かぼちゃ天(50円)、なす天(50円)、かにかま(100円)、ちくわ磯辺(100円)、とり天(100円)、いかゲソ天(100円)や、おにぎり、天むす、巻きずし、ちらし寿司、いなり寿司などがずらりと並んでいて、それらを自由に取ってレジ台で清算することができる。
これを、うどんのトッピングとしてではなく、つまみとしていただくことにすると、つまみの幅もぐんと広がることになる。
今度はそうしてみよう。
さらに、この店のホーム側にも入口があって、そっちにも3人ほど立つことができそうな小さなカウンターがあることを発見。
ここで食べていくこともできるし、容器代30円を追加で支払えば、うどんを買って電車に持ち込むこともできるようだ。
そろそろ電車の時間になるので、食器を返して、「ごちそうさま」と店を出る。
あとは実家に着いてから、改めて思いっきり飲むことにしよう。
じゃこ天は生姜醤油で / 店内の様子 / ホーム側にも入口あり
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