雨にも負けずサク飲み … 立呑み「やきや」(荻窪)
月曜日なので、やや軽めにしようと、最初のホッピーセットのナカから、ホッピーを入れる前に氷入りの焼酎をグリグリとかき混ぜる。
こうすることで焼酎は冷たくなるが、氷は溶ける。そして、溶けた氷のほうが、個体の氷よりも、「グラス内の体積」的には少ないらしく、ホッピー(ソト)が多く入る。
混ぜない場合はソト1・ナカ4が標準的な配分だが、ナカをもらった瞬間によ~くかき混ぜると、ソト1・ナカ3で、ちょうどよくなる。
今日はそのソト1・ナカ3のペースを狙っている。
まだ早い時間だし、午後から降り続く雨のせいで、いつもよりは少しだけお客さんが少ないし。
それゆえか、午後6時過ぎのこの時間でも、すべての料理がそろっていて、売り切れているものはない。
このところ「珍味わたあえ」(200円)から始めることが多いので、今日は「いかみみ刺身」(200円)から始めることにしてみた。薬味はワサビではなく、ショウガにしてもらう。(ちなみにこの2品が、売り切れが早いトップ2だ。)
刺身はひとり一品のみ。「いかみみ刺身」か「いか刺身」(200円)か、どちらかしか注文することができない。(「げそわさ」は、これらとは別枠で注文できるようです。)
「げそ揚げ」や「げそわさ」などに『タレかけ』(売り切れたあとの「珍味わたあえ」のタレをかけてもらうこと)ができるのも1回だけ。先に「珍味わたあえ」を注文してたら、『タレかけ』はできないみたいだ。
2杯めとなるナカ(160円)をもらって、やっぱりホッピー(ソト)を入れる前によ~くかき混ぜる。
つまみには、とても久しぶりとなる「うなぎきも焼」(200円)を注文する。
「うなぎきも焼」は、焼き終えて大皿に並んでいるものを、注文を受けて焼き台で温め、山椒粉と一緒に出してくれる。
タレ焼きされているので、山椒をたっぷりとかけていただくのがオススメだ。
それにしても、イカと言い、ウナギと言い、世の中ではずいぶん高くなったのに、ここ「やきや」では以前と変わらぬ値段というのがありがたいよねぇ。
3杯めナカ(セット+ナカ2杯)をもらって、これまたよ~くかき混ぜてからソトを入れると、ちょうどグラスのふちまででソトがなくなった。
予定どおりのソト1・ナカ3だな。
そして本日最後のつまみは「いか納豆」(200円)にした。
「いか納豆」専用の部位を、「いか納豆」専用の切り方をしたイカに、納豆を1パック分。それにたっぷりの刻み白ネギ。決め手は最後にちょいと添えられる練りワサビだ。
練りガラシではなくて、練りワサビが使われてるところが、この料理のポイントかもしれない。
まず納豆を混ぜ、そこへ他の具材も徐々に加えていきながら、思いっきり粘るまでかき混ぜる。最後に醤油を入れて、さらにかき混ぜる。
この醤油、多めに入れて、つまみつまみさせるのもよし、少なめに入れてワサビ納豆の味わいを強くするもよし。どう食べても旨いのだ。
いつも(4杯4品の場合)は1時間半ぐらいの立ち飲みタイムになるところが、ホッピー3杯、料理3品だと1時間ちょっと。まさに『サク飲み』だ。
お勘定をお願いすると、ヨーコちゃん(女性店員さん)に「えっ、もう帰っちゃうんですか?」と言われて、なんだかとっても嬉しいオジサンでした(爆)。
勘定は1,240円なり。どうもごちそうさま。
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