西武新宿線酒場巡り1 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
高校の同級生、Yさんがお仕事の関係で松山から上京。
「西武新宿線沿線の酒場で飲みたい」という希望を受けて、午後6時半に野方駅改札前で待ち合わせることにした。
Yさんは昨年の10月にも上京する機会があり、そのときは四ツ谷の「鈴傳」で一緒に飲んだ。
それ以来、1年ぶりの再会である。
事前に考えていた候補店は2軒。
東京西地区を代表する人気もつ焼き店の1軒である「秋元屋」と、ていねいな仕事で安定の味わいの「すっぴん酒場」だ。
豚のもつ焼きは、地方ではなかなか鮮度が良くて、焼き具合や味付けもいい状態のものを食べることができないので、ぜひ「秋元屋」か「すっぴん酒場」で味わっていってほしいのだ。
あとはYさんの希望次第。
5分前ぐらいに改札口に到着すると、Yさんはすでに到着していた。
「豚のもつ焼きが食べられるお店に行こうと思うだけど、もつ焼き以外にもいろんな料理を食べることができる大衆酒場的な大人気店と、立ち飲みの、ほぼもつ焼き専門店とどっちがいい?」
と聞いてみると、「おまかせするけど、ひとクセあるお店のほうが面白そう」ということだったので、「すっぴん酒場」にご案内することにした。
東京らしい飲みものは、なんといってもホッピー。「すっぴん酒場」のホッピーは、黒しかないので、さっそくその「黒ホッピー」(450円)をもらって乾杯すると、今日のお通し(100円)は「豚れば生姜煮」だ。
この店はキャッシュ・オン・デリバリー(品物と引き換え払い)。各人の前に置かれたお金を入れるかごに、あらかじめお金を入れておくと、お酒や料理が出されるたびに、その中から料金を取り、おつりを入れてくれるのだ。
ちょっと遅れて、同じ高校の1年後輩で、この近くに住んでいるWさんも到着した。
焼きものはそれぞれ好きなものを注文することにして、私はいつものように「れば」「ちれ」「しろ」(各100円)からスタートする。
私が上京したときには、もつ焼き屋のメニューに書かれている部位が、どこのことやらさっぱいわからなくて困ったものだが、東京暮らしが長いWさんはもちろん、学生時代を東京で送り、その後もちょこちょこ上京しているYさんも、もつ焼きのことはよくご存じのようで、まったく問題なく好きなものを注文している。
YさんもWさんも「すっぴん酒場」は初めてだというので、ここのお店の名物のひとつ、「しょうがみょうが」(200円)をひとり1本ずつ焼いてもらうことにした。
これは、その名称のとおり、
他のお客さんから「煮込み」(400円)の注文が飛んだところで、我われもそれに便乗して「煮込み」を注文した。
もつ煮込みも、東京のもつ焼きの名店でいただくと、すばらしく美味しいですからねぇ。ぜったに食べて帰ってもらわなきゃ。
1時間半ほど立ち飲んで、ホッピーはソト1・ナカ4。個々別々の支払いで、私の分の総支払額は2,200円でした。(他の二人もほぼ同じぐらい。)
どうもごちそうさま。
さぁ、次の店に向かいましょう!
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