閉店まで1時間で飲む … 立呑み「やきや」(荻窪)
神戸からの帰り道。乗っていた新幹線が掛川駅で緊急停車した。
車内放送によると、姫路駅で人身事故が発生し、新幹線は全線で運転を取りやめているとのこと。
1時間ほどウトウトし、目が覚めてもまだ掛川駅に停まったまま。
ちょうどそこへ、車内販売のおねえさんがやって来た。
お酒は帰ってから飲もうと、車内で飲むのは控えていたが、他にすることもないのでビールでも飲みますかね。
私の前の席の人も同じ思いだったのか、おねえさんを呼び止めて、「ビールください」と注文した。
するとおねえさん、「飲みものも食べものも、すべて売り切れて、アイスクリームしかないんです」という返事。
なんとなんと。長く停まってる間に、いろんなものが売り切れちゃったんですね。
なにしろこの新幹線。掛川駅の追い越し車線に緊急停車してるからなぁ。ホーム側にも別の新幹線がいる。だからホームから品物を補充することもできない。
1時間半ぐらいたって、やっと動き始めたけれど、前方にたくさんの新幹線が詰まっているんだそうで、途中で停まったりしながらの運転だ。
結局、横浜駅に到着したのは1時間57分遅れ! 2時間以上遅れると、特急料金が払い戻しになるんだそうで、かろうじて2時間未満となったようだ。
しかしその先、東京駅までがさらに新幹線が詰まっていて、東京駅に着いたときには2時間23分の遅延。特急料金が払い戻された。
う~む。特急料金がかかろうが、払い戻されようが、実際にかかった費用の分だけが会社から支払われるので、まったく嬉しくないなぁ。早く着いたほうがいいに決まってる。
神戸を午後4時過ぎに出て、いまが午後9時半だから、5時間半も新幹線に乗ってたわけだ。昼食を食べてから何も食べてないから、お腹も空いたなぁ。
中央線に乗り換えて、荻窪駅に到着したのは午後10時。
「やきや」の閉店時刻は午後11時なので、それまでの1時間、軽く飲みますか。
夜も10時を回ると、さすがに「やきや」も空いている。
店の奥のほうで、大常連の大ちゃんが飲んでいたので、その近くに立って「ホッピー」(320円)と「しめさば」(270円)をもらう。
「しめさば」は、この店で最も高いつまみなんだけど、この値段で、なんとサバ半身分の「しめさば」が出される。だからボリュームたっぷりなのだ。
「ナカ(おかわり焼酎)」(160円)をもらって、2杯めのホッピーを半分ぐらい飲んだところで「しめさば」を食べ終えて、今度は「いかげそ焼」(200円)を注文した。
「いかげそ焼」も、イカ1尾分のゲソ(つまり短い足8本、長い足2本の合計10本分)が1人前なので、量もけっこうあるのだ。
お腹が空いてるときは、ついついボリュームがあるものを注文してしまうなぁ。
もう1杯、「ナカ」をおかわりして、「いかげそ焼」も食べきったところで、そろそろ閉店時刻の午後11時。
ホッピーがソト1・ナカ3でのお勘定は、1,110円なり。どうもごちそうさま。
しかし、さすがに「しめさば」と「いかげそ焼」だけでは満足できる量ではなかったので、帰り道に「富士そば」で「もりそば」(300円)をたぐってから帰りましたとさ。
「富士そば」 / もりそば / 残ったそばつゆは、そば湯で割って〆るく
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