よく焼きが大きな特徴 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
土曜日の夕方、トコトコとやって来たのは野方の立ち飲みやきとん店、「すっぴん酒場」だ。
店に着いたのは午後6時半。
奥の生ビールサーバーの前で、大常連のS藤さんが飲んでいたので、その横に立って、黒ホッピー(450円)をもらうと、今日のお通し(100円)はミニマカロニサラダだ。
焼きものは、いつものとおり、れば(100円)、しろ(100円)、ちれ(100円)を1本ずつ焼いてもらう。
ここの「やきとん」は、しっかりとよく焼きになっているのが大きな特徴。
といっても、けっして焼き過ぎではなくて、肉の焼き加減で言うとミディアムウェル。ちょうど中まで火が通った状態だ。
すぐ近くの「秋元屋」などは、ミディアムレアぐらいの感じで焼き上げてくれる。
もつの鮮度がいいので、ミディアムレアがうまいんだなぁ。
私も以前は「秋元屋」系のミディアムレアの「やきとん」が好きだった。
『「やきとん」はこのくらい軽めに焼くのがベストだ!』
と思い込んでいた。
その思いに変化が起こったのは、ブラジルに赴任していた時。
ブラジルでは、肉は絶対にウェルダンにする。中に生っぽい部分が残ってるなんてことはあり得ないのだ。
だから焼き上がった肉は、とっても硬い。
ナイフで切るにも、ギコギコと、まるで
そして口に入れても硬い硬い。ものすごく噛まないといけない。
最初の頃はその硬さがイヤだったんだけど、毎日毎日、よ~く噛んで食べているうちに、ミディアムのときとは違う肉の旨みに気がついた。
それに慣れてくると、一時帰国して「やきとん」を食べる時も、軽めの焼き方では少し物足りなく感じるようになってきた。
その時に改めてミディアムウェルの「すっぴん酒場」の「やきとん」の旨さに気付き、それ以来、この店に通うことが多くなっているのでした。
S藤さんの向こう側で飲んでいる、これまた大常連のS木さんから「煮込み」(400円)の注文が飛んだところで、私もその「煮込み」を便乗注文した。
ここの「煮込み」は、仕込みを終えて冷蔵庫で保管しているものを、注文を受けて小鍋に移し、豆腐を入れて再加熱して仕上げてくれる。
だから出来上がりの状態が安定している。早い時間帯に来ても、遅くに来ても、「煮込み」の味や、もつの硬さにムラがないのだ。
午後9時前まで、2時間半ほど立ち飲んで、ホッピーはソト1・ナカ4。
キャッシュ・オン・デリバリーでの支払合計は、ちょうど2千円でした。
どうもごちそうさま!
P.S.: 今日、11月11日は「立ち飲みの日」です!
「すっぴん酒場」 / 黒ホッピー / ミニマカロニサラダ(お通し)
| 固定リンク | 0
コメント