« ナカ4の後、にごり酒 … 立呑み「やきや」(荻窪) | トップページ | よく焼きが大きな特徴 … やきとん「すっぴん酒場」(野方) »

アラカルトで4時間半 … 南米料理「ROMINA(ロミーナ)」(四ツ谷)

リマで人気の「クリスタル」


 四ツ谷駅のすぐ近く、「しんみち通り」の中にある中南米料理の店、「ロミーナ」に3人でやってきた。

 前回は、「南米コース」(3,000円/人)を、2時間飲み放題付き(+1,500円/人)でいただいたので、今回はアラカルトでいってみる。

 まず最初にもらった飲みものは、ペルーのビールで、首都リマで人気の「クリスタル」(小瓶680円)だ。軽い飲み口が南米のビールの特徴だ。

 それに合わせるつまみの1品めは、前回も一番最初に出てきて美味しかった「カンチャ」(450円)にした。これは、アンデスジャイアントコーンを炒めて塩を振ったペルー料理。ビールのおつまみとして、ぴったりなのだ。

 続く「チリコンカルネ」(680円)は、ブラックビーンズと牛ひき肉を煮込んだメキシコの豆料理。まわりに花びらのように添えられているチップスにのせていただく。

 そして3品めは、前回はコースの中でいただいて美味しかった「セビッチェ」(1,380円)。ペルー料理を代表するシーフードマリネだ。

 前回は四角いお皿に盛られて出てきたのだが、単品で注文した今回は長方形のお皿にたっぷりと!

 同じくペルー料理の「アンティクーチョ」(1,080円)は、牛ハツを串焼きにしたものだ。

 ここで飲みものを「チリワイン」の白(ボトル2,800円)や、ペルーの名物カクテル「ピスコサワー」(870円)に切り替える。

 ピスコはブドウの蒸留酒で、色は無色透明。アルコール度数が42度ほどある、ペルーのブランデー的なお酒。これに卵白、砂糖、レモン果汁を入れてシェイクし、仕上げにシナモン・パウダーをトッピングすれば、ピスコサワーができあがる。

 料理のほうは、ブラジルの「リングイサ(ソーセージ)」(1本380円、注文は2本から)を人数分(3本)追加注文する。

 出てきたリングイサがかなり小ぶりなのが、ちょっとだけ残念なり。ブラジルのは、もっとでっかいぞ!

 白ワインのボトルが空いたところで、「チリワイン」の赤(ボトル2,800円)や、「ピスコカムカム」(680円)を追加。

 「ピスコカムカム」は、レモンの60倍ものビタミンCを含むアマゾンのフルーツ「カムカム」と「ピスコ」で作ったカクテルだ。

 軽いつまみをもらおうということで追加したのが、メキシコの「チップス&サルサ」(580円)。トルティーヤチップスの上に、サルサ(ピリ辛トマトソース)をのせていただきます。

 そして最後の〆にいただいたのが、ペルー料理の「チチャロンコンモテ」(1,080円)。

 「チチャロン」というのは豚の皮のこと。「コン」は英語の"with"で、「モテ」はアンデスのホワイトジャイアントコーンのことだ。

 つまり、皮付きの豚肉をカリカリに揚げて、ホワイトジャイアントコーンと一緒に盛り付けてくれる料理である。この豚肉がうまいよねぇ。

 たっぷりと4時間半ほど楽しんで、お勘定は3人で16,840円(ひとり当たり5,613円)なり。

 コース+飲み放題(4,500円/人)より、ひとり当たり1,100円ほど高くついたけど、好きな飲みもの、好きな食べもので、ものすごく長時間楽しめたので満足度はとっても高い。

 料理がすべて美味しいし、店のスタッフの接客が心地よいのがいいんだな。

 どうもごちそうさま!

 次回はブラジルの「フェイジョアーダ」(1,280円)や、ペルーの「ロモ・サルタード」(1,480円)なんかも食べたいなぁ。

Img_2327a Img_2338a Img_2339a
「ROMINA」 / テーブル上の食器セット / カンチャ(ペルー)

Img_2343a Img_2345a Img_2347a
チリコンカルネ(メキシコ) / セビッチェ(ペルー) / アンティクーチョ(ペルー)

Img_2348a Img_2349a Img_2352a
白ワイン(チリ) / ピスコサワー(ペルー) / リングイサ(ブラジル)

Img_2353a Img_2355a Img_2357a
赤ワイン(チリ) / チップス&サルサ(メキシコ) / チチャロンコンモテ(ペルー)

店情報前回

《平成30(2018)年9月21日(金)の記録》

| |

« ナカ4の後、にごり酒 … 立呑み「やきや」(荻窪) | トップページ | よく焼きが大きな特徴 … やきとん「すっぴん酒場」(野方) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アラカルトで4時間半 … 南米料理「ROMINA(ロミーナ)」(四ツ谷):

» パパアラワンカイーナ … 南米料理「ROMINA(ロミーナ)」(四ツ谷) [居酒屋礼賛]
 南米料理「ロミーナ」も今回が3度め。  だいぶ様子がわかってきたので、今回は「ロミーナ」の原点であるペルー料理を中心にいただいてみることにした。  「ロミーナ」が、1993(平成5)年11月にオープンした時は、ペルー料理専門店だったそうなのだ。それが後に南米料理の店になり、中南米料理の店になりと、対象エリアがだんだんと広がってきたのだ。  ペルー料理は、世界の旅行業界が決める「ワールドトラベルア... [続きを読む]

受信: 2018.12.15 07:00

« ナカ4の後、にごり酒 … 立呑み「やきや」(荻窪) | トップページ | よく焼きが大きな特徴 … やきとん「すっぴん酒場」(野方) »