和やかな空気がいいね … ジャズと演歌「papa john(パパジョン)」(桜木町)
「ホッピー仙人」を出ると午後10時過ぎ。
ここでみんなとは解散して、ひとりで向かったのは同じ都橋商店街の2階にあるバー「野毛ハイボール」だ。
入口扉を開けて店内に入ると、あれれ? 先客が誰もいない。
いつも満席状態の「野毛ハイボール」。こんな状況は見たことがない。
「ごめんなさい。今日は早じまいなんですよ」
と店主のハルさん。なるほど! そういうことでしたか。
早じまいに向けて、後片付け中のハルさんと、立ち話的に近況の交換をして店を出た。
そして向かったのは、ジャスと演歌の「パパジョン」だ。
一昨年の4月以来なので、実に2年半ぶりだ。
店内はけっこうにぎわっていたが、L字カウンターの奥のほうの席に滑り込むことができた。
ここに来ると、やっぱり角ハイボール。
店を切り盛りしている二代目店主のケンちゃんこと、島村研一さんに角ハイボールを注文する。
ハイボールが濃いのがいいよね。
お通しとして出されるのは、あられや落花生などのおつまみセットだ。
「パパジョン」の開業は昭和55(1980)年3月。
それ以来、創業店主の故・島村秀二さん(研一さんのお父さん)は年中無休の営業を続け、途中から研一さんも加わったことで、平成20(2008)年2月14日に70歳で亡くなられた後も、そのお通夜が営まれた2月17日の前夜まで、連続10,188日間(28年弱)の無休営業記録を築き上げたのだった。
二代目になってから、若いお客さんも増えたようだ。
でも店内にずらりと並んだ角瓶や、LPレコードでジャズが流されることなどは変わっていない。それがうれしいなぁ。
その後もお客はどんどん増えてきて、ついには満席。
「立ってなら飲めるよぉ~っ!」
「はいはい~っ!」
と立ち飲みのお客さんたちも増えていく。
なんとも和やかな雰囲気だなぁ。
私ももう1杯、角ハイボールをおかわりして、1時間半ほどの酒場浴。
ハイボール2杯とお通しで、今夜のお勘定は2千円でした。どうもごちそうさま。
ジャズと演歌「パパジョン」 / 店頭の電灯看板 / 店内の様子
角ハイボール / お通しのおつまみセット / ホワイトボードメニュー
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