円卓囲んで北京ダック … 「中国茶房8(チャイニーズカフェ・エイト)」(赤坂見附)
今夜は7人で「中国茶房8」。
予約のときに「できれば円卓をお願いします」とお願いしていたところ、8人用の円卓に案内された。
こうして7~8人で飲みに行くときに、普通の4人掛けテーブル席×2卓といった席配置になると、あっちのテーブルと、こっちのテーブルで違う話題になってしまって、全体の一体感が出ない。
このくらいの人数の時には、中華の円卓がちょうどいいのだ。
まずは「生ビール」(595円、以下すべて税別表記)をもらって乾杯し、この店の名物の「本窯焼き北京ダック」(1羽2,888円)を2羽注文し、それを待つ間に、各自1品ずつ、「100円小皿」を注文する。
この店ではお通しは出されない代わりに、「100円小皿」という小皿料理があって、お通し代わりにちょうどいいのだ。
「100円小皿」のメニューに並んでいるのは、鰹節豆腐、豚ハツの麻辣和え、甘酢コーンサラダ、姫タケノコの辛口煮、四川風甘辛干し豆腐、枝豆の塩漬、甘酢レンコン、五日野菜の辛口漬け、豚レバーの麻辣和え、大根の山椒オイル和えの10種類。
これらをつまみに、飲みものは「紹興酒5年」(ボトルで1,840円)に切り替える。
「本窯焼き北京ダック」は1羽が3~4人前。
内臓を抜いたアヒルの表面に、煮溶かした水飴を塗った後、フックに吊るして一昼夜。余分な水分を取り除く。
注文を受けてから、このアヒルを丸ごと焼いていくのである。
焼きあがったら、その丸ごと1羽のアヒルを、客の前に出してできあがりを見せてくれる。
そしてその場で、北京ダックの状態に切り分けてくれるのだ。
北京ダックというと、薄く切った皮だけを食べるという印象が強いが、本場北京では肉厚にカットして、肉ごと食べるのが一般的なんだそうな。
この店でも、北京ダックは肉厚にカットして出してくれる。
これをネギやキュウリと一緒に、カオヤーピンという、薄く焼いた小麦粉の皮にくるんでいただくのです。
さらに残った肉は炒め物にして、骨はガラスープとして出してくれるので、けっこうなボリュームになるのである。
だから、ここで北京ダックを食べるときは、北京ダックより前にたくさんの料理を注文しないことがコツ。
北京ダックを食べ終わってから、それでもまだ食べられるようであれば、この店のもうひとつの自慢でもある「300種類以上の料理」を楽しむという流れがオススメです。
我われも2羽分の北京ダックを食べ終えてから、「揚げ茄子のニンニクソースがけ」(480円)や「広東風チャーシュー」(580円)を追加注文した。
2時間半ほど楽しんで、今宵のお勘定は7人で16,973円(ひとり当たり2,425円)でした。どうもごちそうさま。満腹じゃ!
100円小皿のメニュー / 紹興酒(燗) / 北京ダックの包餅や薬味
焼きあがった北京ダックを / 目の前でカットして / 出してくれる
包餅にくるんでいただく / 残った肉は炒め物 / 骨はガラスープ
広東風チャーシュー / 揚げ茄子のニンニクソースがけ / 今宵のメンバー
(次回)19.12.18 たっぷりと北京ダック … 「中国茶房8(チャイニーズカフェ・エイト)」(赤坂見附)
| 固定リンク | 0
コメント