塩竈で豚もつに出会う(中編) … ホルモン料理「ひょうたん」(本塩釜)
(前編からの続き)
メニューに載っている豚肉・豚もつは、「豚バラ」(580円)、「豚ロース」(580円)、「タン」(520円)、「ハツ」(420円)、「レバー」(420円)、「ホルモン」(380円)、「ナンコツ」(380円)の7種類。
事前の予習により、「1人前でもびっくりするほどボリュームがあること」、「『半分』という注文の仕方もできること」がわかっていたので、まずは「レバー」と「ホルモン」(腸)を、それぞれ『半分』ずつと、合いの手用として「キムチ」(300円)を注文すると、
「キムチは、白菜のキムチでいいですか?」
とお兄さん。他に大根のキムチ(カクテキ)や、きゅうりのキムチ(オイキムチ)があるそうだ。値段はいずれも300円。普通の白菜のキムチにした。
すぐに、小鉢にたっぷりのタレとキムチが出てきて、四角い金属製のバットに盛られたレバーとホルモンもやってきた。
うわぁ! 見ただけでわかる鮮度のよさ。
レバーにビシッとエッジが立っているではありませんか。
このままツルッと生で食べたいところではあるものの、お店にご迷惑をおかけすることになってはいけないので、ぐっと衝動を抑えて、レバーとホルモンを1切れずつ、七輪の網の上にのせた。
最初は塩焼きでいってみますかね。
目の前の調味料置き場には、塩、胡椒、唐辛子が置かれているので、その塩をパラパラと振りかける。
クルッとひっくり返して、裏面にも塩をかけたら、まずレバーをパクリ。
うっほっほ。見た目のとおり、やっぱり旨いのぉ!
しかも1切れ、1切れが大きいのがうれしいではありませんか。
ホルモンも、そろそろいいかな。
んん~~~~っ。これもうまいっ!
「レバーもホルモンも、すばらしいですねぇ。この近くに食肉市場があるんですか?」とたずねてみると、
「いえ。毎朝、仙台から仕入れてきてるんですよ」とお兄さん。
なるほどなぁ。仙台からここまでなら、そう遠くもないから、毎日、仕入れることができるのか。この豚もつの鮮度は本当にすばらしい。
しかも、これでレバーもホルモンも『半分』ずつだもんねぇ。1人前ずつにしてたら、この2品でもう満腹になってしまうところだった。
レバー / ホルモン / 注文したものはレシートに記録される
・店情報
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