やっぱり真鯛かぶと煮… 魚魚や「鯛一(たいかず)」(四ツ谷)
職場の近くで、気になっていたお店が、「魚魚や 鯛一」。
店の名前からして、魚がウリということがわかるし、なにしろそのたたずまいがいい。
機会を作って行ってみたいなぁと思っていたら、ちょうど4人ほどで小さな忘年会を開くことになり、予約して訪れた。
店があるのは大きな車道(新宿通り)沿い。四ツ谷駅と麹町駅の、ちょうど中間あたり。どちらの駅からも歩いて5分ほどかかる。
店内は入ってすぐの左右にテーブル席が並び、その先に、店の奥に向かってカウンター席が延びている。さらにその奥にお手洗いや、小ぢんまりとした座敷の間がある。
店はご夫婦なのか、男女お二人で切り盛りされていて、男性が調理場を、女性がホールを担当されている様子。
我われ4人は、入口近くのテーブル席に案内され、まずは生ビール、「プレミアムモルツ(中)」(580円)をもらって乾杯すると、すぐに「お通し」(330円)の小鉢も出してくれた。
料理は、その日の仕入れによって、毎日、筆で書き出されたものが、店頭に張り出されるとともに、各テーブルにも置かれている。
まず最初に注文したのはお造り(刺身)の「おまかせ5点盛合せ」(1,480円)。
「量はどのくらいありますか?」
と確認してみたところ、
「5点のそれぞれが二切れずつです。」
という返事。4人ぞれぞれが一切れずつ食べられるように、「おまかせ5点盛合せ」は
人前をお願いし、そのでき上がりを待つ間用として「枝豆」(350円)も注文した。
「お通し」や「枝豆」の美味しさに感心していると、やってきた「おまかせ5点盛合せ」は一人に一皿ずつ。
本来は2切れずつ盛り合わせる「おまかせ5点盛合せ」を、ひとり分ずつに盛り分けて出してくれたのだ。こういうちょっとしたご配慮が、とってもありがたいですね。
5点盛りの内容は、黒鯛(大阪)、赤ハタ(三重)、そい(青森)、すずき(日立)、真鯛(山口)。
それぞれ白身魚なんだけど、味わいも食感も異なるのがおもしろい。
これに気をよくして、「すみいか(神奈川)」(1,200円)のお造り、「里芋からあげ」(560円)を追加注文し、飲みものは芋焼酎「三岳」(屋久島、3,900円)をボトルでもらって、それぞれの好みで、ロック、水割り、湯割りで楽しむ。
そのうち店内も満席状態になってきた。常連さんも多く、この界隈の人気店のようだ。
残念なのは店内が喫煙可能で、分煙がされていないことだろうか。
我われのとなりのテーブルの男性が、ものすごくヘビースモーカーで、飲食しながらも、ほとんど休むこともなくタバコを吸い続ける。これには参りました。
ちなみにこの店、ランチタイムの営業も人気があるそうで、その時間帯は店内禁煙なんだそうな。
夜も禁煙にすると、料理の味がもっと引き立つのにな。かな~り残念なり。
それでも「若さぎ天ぷら」(550円)、「あん肝みそ煮」(750円)、「カツオ竜田揚」(650円)、「小むつ焼」(2尾680円)×2人前、「れんこんと白身のはさみ揚」(750円)などを順々に注文し、グイグイと飲み進む。
もうちょっと人数がそろえば、奥の小さな座敷で飲むのも良さそうだ。
最後にもう1品と注文したのは、大好物の「真鯛かぶと煮」。
かぶと煮は、メニュー上では『本日のかぶと』というところに書き出されていて、今日は、わらさ、真鯛、すずき、黒鯛の4種類がある。
ほかはみんな値段が明記されてるんだけど、『本日のかぶと』だけ値段がない。
でも他の品々の値段から考えても、かぶと煮がずば抜けて高かったりすることはないだろう。
4種類のかぶとから、店名が「鯛一」なので、真鯛を選んだ次第。
そして出てきた「真鯛かぶと煮」がおいしいこと!
お腹のあたりの身もたっぷりと付いている。
次回は、ひとりでやってきて、カウンター席で「真鯛かぶと煮」&「燗酒」だな!
たっぷりと3時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は4人で23,090円、ひとり当たり5,773円でした。どうもごちそうさま。
・店情報
(次回)19.04.23 今回もまた鯛かぶと煮 … 魚魚や「鯛一(たいかず)」(四ツ谷)
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