« 最後は黒ホッピーで〆 … やきとん「すっぴん酒場」(野方) | トップページ | 絶好の肴、けんちん汁 … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎) »

平成最後の大みそかに … 鯉とうなぎの「まるます家」(赤羽)

鯉うま煮


 今年最後の、平成最後の大みそかを締めくくる酒場はここ。赤羽の「まるます家」だ。

 午前11時半ごろに店に到着すると、カウンターには2席分の空席があり、その1つにスルッと座ることができた。

 これはものすごくラッキーなことだったようで、この後、店の表には空きを待つお客さんたちの行列が伸びていった。

 まずは「ジャン酎」(1,100円)を「ライム&ミントセット」(100円)と一緒にもらって、この店の名物ドリンク、「ジャン酎モヒート」を作る。

 そしてつまみは、久しぶりとなる「鯉うま煮」(800円)だ。

 鯉を内臓ごと筒切りにして、じっくりと煮込んだこの一品。

 身のみならず、内臓もうまく、皮もうまく、骨もほろりと柔らかくて、お皿の上に何も残らないように食べきることができる。

 「ジャン酎モヒート」も進むのぉ。

 この「ジャン酎」。商品名は「ハイリキプレーン」の1リットル瓶なんだけど、そのアルコール度数は7%。ビールより強めなのだ。

 平成30(2018)年も今日で終わるわけだけど、今年の1年で訪れた酒場は、のべ382軒。

 『のべ』の意味は、同じ酒場であっても1回ごとに1軒と数えているから。

 同じ酒場に行った場合は1軒だけとカウントして、純粋に酒場の数だけをカウントすると189軒でした。

 『横に倒したハシゴ酒』ということで、平日は基本的に1日1軒のみとし、その代わりに週に2日程度の休肝日をとる以外は、連日のようにちょっと1軒飲んでから家に帰る。

 1年365日なので、365軒未満になるかと思いきや、結果は382軒。週末などに、けっこう普通のハシゴ酒をしてしまったってことですね。反省、反省。

 もっとも多く行った酒場は、荻窪「やきや」の46回。平均的に週1ペースだったようだ。

 2番めは野方「すっぴん酒場」の35回。

 これ以下は、ぐっと回数が減って、3番めは鷺ノ宮「ペルル」の16回。「ペルル」の場合は、4回に1回ぐらいしか本ブログには登場していないので、ブログ上の回数は少ないのだが、実はちょろちょろと行ってるのでした。

 4番めは阿佐ヶ谷「川名」と都立家政「竹よし」の9回。

 6番めが鷺ノ宮「満月」の8回、7番めが中野「やきや」の7回、8番めになんと品川「土風炉」の6回が入りました。たしかに「土風炉」の個室にはよく行ったなぁ。

 9番めは5回なんだけど、これが4軒。沼袋「たつや」、都立家政「ばりこて」、麹町「テング酒場」、そして福山「自由軒」でした。

 チェーン居酒屋やラーメン屋、さらには東京以外の酒場も入ってるのがおもしろい。

 ここ「まるます家」は、その次の13番め(5軒が同数)。回数は4回でした。

 年内最終営業日ということもあってか、うなぎの「特上重」(3,000円)や「亀重」(2,500円)が飛ぶように売れている。

 最後は「すっぽん鍋」(850円)で〆ようと思っていたのだが、なんとその「すっぽん鍋」が売り切れ。

 カウンター中央上部に掲げられた『今日のおすすめ』というメニューの中に「キムチちげ(鍋)」(750円)があったので、代わりにそれを注文した。

 キムチに加えて、豚肉や豆腐もたっぷりの「キムチちげ」。今日のような寒い日にはぴったりだ。

 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今日のお勘定は2,750円でした。

 「dancyu 1月号」で『宴の女神』と紹介された、女将さん、和子さん、利子さんの3人に暮れのごあいさつをして、無事に今年の呑み納めが終わったのでした。

 どうもごちそうさま。来年も飲むぞ!

Img_2601a Img_2596a Img_2599a
「まるます家」 / ジャン酎モヒート / キムチちげ

店情報前回

《平成30(2018)年12月31日(月)の記録》

| |

« 最後は黒ホッピーで〆 … やきとん「すっぴん酒場」(野方) | トップページ | 絶好の肴、けんちん汁 … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 平成最後の大みそかに … 鯉とうなぎの「まるます家」(赤羽):

» 2階の座敷で大新年会 … 鯉とうなぎの「まるます家」(赤羽) [居酒屋礼賛]
 毎年恒例のNMBE(呑兵衛)新年会が、今年も「まるます家」の2階座敷を借り切って、盛大に開催されました。  この集い、参加者同士の会話で盛り上がるのはもちろんのこと、「まるます家」の名物料理の数々を食べることができるのも大きな楽しみのひとつなのだ。  「まるます家」の料理は、ボリュームもしっかりしているので、ひとりで来たら2~3品。二人でも5~6品ぐらいしか食べられませんからねぇ。  そんなわけ... [続きを読む]

受信: 2019.03.02 10:47

« 最後は黒ホッピーで〆 … やきとん「すっぴん酒場」(野方) | トップページ | 絶好の肴、けんちん汁 … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎) »