立飲みでサクッと1杯 … 「ホッピー仙人」(日ノ出町)
「第一亭」を出たところで、午後9時半。
よしっ。急げば「ホッピー仙人」に間に合うぞ!
「ホッピー仙人」の営業は、午後7時から10時までの3時間と短い。
しかも、その3時間のあいだ、ほぼずっと満員状態。
野毛で1軒め、2軒めとハシゴする途中で、時間を見計らって行かないとうまく入ることができないのだ。
横浜に単身赴任していた時は、1軒めに「武蔵屋」に行って、おばちゃんに「まっすぐ帰るのよ」と言われながら、まっすぐに「ホッピー仙人」に向かっていたものだった。
で、「ホッピー仙人」でも飲み足りないときは、3軒めとして近くのバーに流れたりしていたなぁ。
同行の4人も、「ホッピー仙人」に行ってみたいという希望。
私も含めて5人が入ることができるかどうか。それが問題だ。
大岡川の流れに沿って、川沿いにカーブを描いて建てられている都橋商店街。その2階建てビルの2階中央部に「ホッピー仙人」はある。
入口扉を開けて、「こんばんは。5人です」と店内に進むと、なんとL字のカウンター席(10席ほど)は満席ながら、その後ろに立って飲んでる人は二人ぐらいしかいない。
「どうぞ、どうぞ(笑)」
という仙人(=店主)の笑顔に迎えられ、奥に向かって細長い店内の奥のほうへと進む。同行の4人も後に続き、L字の縦の辺の後ろ側に5人で並んで立つことができた。
呑兵衛たちに大人気の「ホッピー仙人」ではこの状態は当たり前。
カウンター席に座って飲んでる人の後ろに、立ち飲み客がずらりと並ぶのだ。
その状態で、カウンター席の人たちも合わせて、全部で20人ぐらいになる。
それでもまだ入りたい人がいる場合には、常連さんがカウンターの中に入って、MAX24人ぐらいになったこともあるんだって!
この店の基本的なホッピーは、サーバーの白・黒、瓶の白・黒の4種類で、1杯が500円。
サーバーの場合は、白と黒とのハーフ&ハーフも可能です。瓶の場合でも、二人(偶数人数)で注文すればハーフ&ハーフができます。
焼酎、ジョッキ、割り材のホッピーの3者を冷した、三冷ホッピーのみで、氷は入れません。
実はサーバー用の樽ホッピーも、瓶のホッピーも、中身は同じ。
ただし、樽ホッピーは、生ビールを注ぐためのサーバーで注がれるので、最後にレバーを押し倒すことで泡が作れるんですね。
この泡が、ホッピー100%(=焼酎成分なし)の泡になるから、口当たりがとても軽やかで、まろやか。これがサーバーのホッピーの飲み口をよくしている理由のひとつなのだ。
また焼酎も、以前はサーバー用には20度のものを、瓶のホッピー用には25度のものをと、それぞれ分けて使ってたけど、今もそうなのかな?(未確認)
この焼酎の度数もまた、サーバーで作るホッピーの飲み口を軽やかにしている理由ですね。
だから複数杯飲むときは、最初にサーバーをもらって、2杯めに瓶のホッピーをもらうと、最初はスイスイと飲みやすく、2杯めはガツンとしたキックが得られるホッピーになる。
そんな風に楽しんだりしてました。
今日はすでにたくさん飲んできた後なので、最初から瓶の白をいただいた。
午後10時に、閉店を知らせる目覚まし時計のメロディーが鳴り始めるまで、20分ほどの立ち飲みタイム。お勘定はひとり500円ずつでした。
どうもごちそうさま。
都橋商店街が見えてきた / 2階の中央部に / 「ホッピー仙人」がある
(次回)20.02.27 野毛の〆は黒ホッピー … 「ホッピー仙人」(日ノ出町)
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