例年どおり、いか大根 … 立呑み「やきや」(荻窪)

今年も「いか大根」の季節がやってきた。
毎年、11月下旬から、翌年の2月中旬までが「いか大根」が出される時季。
これ以外の時季には、いい大根が入手できないんだそうな。
気になる値段は、昨シーズンと同じく250円。
大鍋で、イカと一緒に黒々と軟らかくなるまで煮込まれた大根は、イカ以上にイカらしい濃厚な味わい。
この大きな大根がドーンと2切れに、一緒に煮込まれているダシのイカも入って250円なんだから、その辺のおでん屋もびっくりの低価格なのだ。
ちなみにこの「いか大根」。味付けはカイトくん(若き男性店員さん)が担当したそうだ。やるじゃないか! 美味しいよ。
なにしろ「いか大根」がボリュームたっぷりなので、この1品だけで、「ホッピー」(320円)に、「ナカ(おかわり焼酎)」(160円)をもらって、都合2杯のホッピーを飲むことができた。
3杯めとなる「ナカ」をもらって、次は何にしようかとまわりを眺めてみたところ、大好物の「げそ揚げ」(200円)があと1~2人前しか残っていない。これをもらっておきましょう!
これまたいつものように『タレかけ』のオプション付きで注文した。
ここの「げそ揚げ」は、揚げたての熱々ではなくて、揚げおいて冷めたものが出される。だから衣もカリッとした状態ではなくて、シナッとしっとりとした状態になっているのだ。
私には、これがうまいっ。これが好きなんだ。
この「げそ揚げ」。昼ごろに揚げているらしくて、カイトくんによると、実はできたて熱々の「げそ揚げ」も美味しいらしい。お店の人しか食べることができないのが残念だ。
ソト1・ナカ4の4杯めとなる「ナカ」に合わせて注文したのは、「いかしょうが棒」(200円)。
これはイカの身を練りこんだ棒天(棒状の揚げかまぼこ)で、注文を受けてから焼き台であぶり、おろし生姜を添えて出してくれる。
醤油をかけて、生姜醤油にしていただくと、「いかしょうが棒」の温かさと、ほんわりとした甘みが際立つのだ。
ゆっくりと1時間半ほど立ち飲んで、今夜のお勘定は1,450円でした。どうもごちそうさま。

いか大根用の大鍋 / 注文を受けて取り分けてくれる / いか大根

げそ揚げ(タレかけ) / いかしょうが棒 / 生姜醤油でいただく
《備忘録》 12/24(月祝)は臨時休業、年末は12/28(金)まで営業、年始は1/7(月)から営業。(例年、年始は1/6が営業開始日なんだけど、来年は1/6が日曜日のため、1/7からの営業となったそうです。)
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