串打ち三年、焼き一生 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
塩竈への出張から帰宅して、一夜明けた今日は、野方の「すっぴん酒場」へとやってきた。
本塩釜のホルモン料理「ひょうたん」で、自分で豚もつを炭火焼きしてみたところ、その焼き加減がとっても難しかった。
焼き過ぎたり、焼き足らなかったりと、思ったような火のとおり具合にならないのだ。(それでも美味しかったけど……。)
そこで改めて「すっぴん酒場」のもつ焼きを食べて、本当に美味しい焼き加減を再確認しておこうと思った次第。
うなぎの寝床のように奥に向かって長細い店内の中間あたり、大常連のS藤さんの横に立って、いつものように「黒ホッピー」(450円)と、「れば」(100円)、「しろ」(100円)、「ちれ」(100円)を注文すると、今日の「お通し」(100円)はポテサラである。
そこへ、S藤さんから「はくさい漬け」(100円)の注文が飛んだ。これもうまいんだ。
ママさんが、
そして出てきた「れば」「ちれ」「しろ」。
やっぱり自分で焼いたのとは段違いだ。
しかも毎回、変わらずこの焼き加減で仕上げられるのがすごいよなぁ。さすがはプロである。
焼けてる豚もつの表面を見て、見えない内部の火のとおり具合を見極めないといけないのが難しいのだ。
うなぎの場合、『串打ち三年、割き八年、焼き一生』なんて言われるようだけど、やっぱり『焼き』にはそれだけの修業が必要なんだろうな。
「中身」(おかわり焼酎250円)もグイグイとおかわりしながら、もつ焼きも「あぶらにんにく」(100円)と「おやじつくね」(150円)を追加注文だ。
ソト1・ナカ4の4杯めとなる「中身」をもらったところで、これまた大常連のS木さんから「煮込み」(400円)の注文が入ったので、これまた便乗。
S木さんは、いつもご夫婦でいらっしゃって、必ずと言っていいぐらい「煮込み」を注文されるので、今日もそうだろうなと思って、このタイミングを待っていたのだ。
ボリュームたっぷりの「煮込み」に、4杯めのホッピーもなくなって、「つぶグレハイ」(400円)を追加した。
ご常連のみなさんとの会話も弾んで、3時間半ほどの立ち飲みタイム。
今宵の支払額は2,650円でした。どうもごちそうさま。
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