世界一うまい水餃子?! … 中国料理「上海菜館(しゃんはいさいかん)」(反町)
2018年10月。『うまいもんを食べる会』のメンバーから、「世界一うまい水餃子を食べに行きましょう!」というメールが飛び込んできた。
ところが!
ちょうどその日に別件の、どうしても抜けられない予定が入っていて、残念ながら出席することができなかったのだ。
『どこかで絶対に行ってみたいなぁ』
と思っていたら、その会に参加されたTさんが、すっかりその水餃子の味に魅了されたのだそうで、「年末までに、ぜひもう一度行こう!」という話が出てきた。
「私もぜひ!!」
とその話に飛びついて、この店をご紹介してくれたUさんが、改めて予約を取ってくれて、この日の会となった。
お店は東急東横線の
ランチ営業もしているという、いかにも街中華的な外観。(しかしその実態が本格的な中華料理屋であることは、中に入るとすぐにわかるし、メニューを見るともっとよくわかります。)
店に入ると右手にカウンター7席、左手にはテーブル席が並び、一番奥のところがちょっと広がって円卓も置かれている。
我われ4人は、最奥部の円卓に案内された。
まずは「生ビール」(500円)をもらって乾杯し、「水餃子」(6個500円)を2人前と、「三種前菜の盛り合せ」(1,900円)を注文。
そして出てきた「水餃子」は、平皿に盛られていて、上からタレがかけられている。
ど~れどれ。
さっそくその1個を取り皿にとって、口に入れる。
おぉ~っ。たしかにこれはうまいっ!
タレの味がすばらしい。旨みが強いのだ。
しかしながら、タレがかかってない部分でも、皮と具がうまいなぁ。
あっという間の2人前で、さらにもう2人前を追加。
飲みものは「紹興酒」の燗酒に切りかえる。
3年ものなら1,800円、15年ものなら2,400円ということで、今夜は15年ものを選択。
「水餃子」の残りの1個に当たった人は、大皿に残っているタレを、すべてかけて食べることができる。これはうまいよ!
こんな「水餃子」、他の店では食べたことがないなぁ。
ちなみに、この「水餃子」が世界一うまい! と言い始めたのは、Uさんのご主人。
Uさんのご主人はフランスの方で、日本に来たときに、この近くに住んでいたそうなのだ。そこでいろいろと食べ歩いてて行きついたのが、ここ「上海菜館」だった。
そして、ここの「水餃子」にはまった。
フランスにも、日本にも、他にはない「水餃子」だったので、Uさんのご主人にとって『世界一うまい水餃子』となったんだそうな。
私もその意見に同意だなぁ。
そのご主人は、年末年始休暇で、一足早くフランスに帰省されており、残念ながら今夜はご一緒できなかった。Uさんも明日の便でフランスに飛ぶそうだ。
個人的にはこの「水餃子」だけを、何度もおかわりしたのでもいいぐらいなんだけど、他の料理も美味しいそうなので、「イカと季節野菜炒め」(1,500円)、「海鮮入り豆腐スープ」(1,200円)、「しいたけとタケノコのうま煮」(1,400円)、そして「エビのライスペーパー」などを注文した。
「エビのライスペーパー」は、本来は3本が一人前で750円なんだけど、「4本にしてもらっていいですか?」とお願いすると、「はいはい」と快諾してくれた。(レシートは4本で1,000円と、本数に見合った金額にしてくれていた。)
たしかに、どの料理もハズレがない。
少人数で来たときには、すべての料理を小皿で注文することもできるそうだ。
最後は、これまた前回も来たみなさんたちオススメの「カタ焼きそば」(850円)で〆。
たっぷりと美味しい夜を堪能いたしました。
2時間40分ほど楽しんで、今宵のお勘定は4人で17,050円(ひとり当たり4,263円ほど)でした。
どうもごちそうさま。
紹興酒(燗) / 水餃子の最後の1個には / 皿に残ったタレを全部かけて
イカと季節野菜炒め / 海鮮入り豆腐スープ / エビのライスペーパー
しいたけとタケノコのうま煮 / カタ焼きそば / 今宵のメンバー
・店情報
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