酒類はひとり4杯まで … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
仕事からの帰り道に「川名」に到着したのは午後6時半。
店内はほぼ満席状態ながら、カウンター席の奥から2番めが空いていて、そこに入ることができた。
今宵は「生グレープフルーツサワー」(411円)からスタートすると、サービスで出されるお通しは、くし切りにしたオレンジが2切れ。
この店のお通しは、必ず果物なのだ。
「うちでしか果物を食べないというご常連さんも多いからねぇ。なるべく果物も食べてもらって、いつまでも通ってきてもらいたいんだ。」
店主・川名茂さんが、その昔、そんな話を聞かせてくれた。
だから「生グレープフルーツサワー」にも、半玉分のグレープフルーツがドンと付いてくる。果汁たっぷりの「生グレープフルーツサワー」になるのでした。
さて、つまみ。
いつものように、まず日替わりのホワイトボードメニューを確認する。
今日は「カツオたたき」(432円)や「昆布しめさば」(432円)、「ブリカマ焼」(389円)、「赤魚粕漬焼」(346円)などの魚のほか、「きぬかつぎ」(324円)、「旨辛キムチ」(195円)、「ほうれん草」(173円)などの野菜類が並んでいる。
「川名」の店頭の看板は、「焼鳥 川名」となっているんだけど、その実態は『焼鳥もある大衆酒場』で、焼鳥から、もつ焼き、魚介類、野菜類、さらには豆腐類や各種玉子焼きなどの一品料理までそろっているのだ。
これを店主とエミさんの二人で切り盛りしてるんだから、すごいよね。
う~む、とちょっと考えて、1品めのつまみには「牛すじ煮込み」(324円)をもらうことにした。
店頭でお持ち帰り用としても販売している「牛すじ煮込み」は、とても人気があって、早い時間に売り切れてしまうのだ。今日はまだ残っていた。
「生グレープフルーツサワー」をおかわりし、「牛すじ煮込み」を食べ終えたところで、「ガーリックウィンナー串」(195円)と「鳥生つくね串」(195円)を注文する。
「鳥生つくね串」は、前回も注文して、とても気に入った品。前回はタレ焼きでいただいて、「今度はぜひ塩焼きで食べてみよう」と思っていたのだ。
そしてやって来た「鳥生つくね串」の塩焼き。これが予想していた以上に素晴らしい。
普通の「つくね」が120円、「鳥軟骨つくね串」が173円のところ、この「鳥生つくね串」は195円と、『つくねシリーズ』の中では
「川名」に来たら、サラダももらっておかないと。
今日は定番の「ポテトサラダ」(432円)以外に「ブロッコリー」(324円)もあるようなので、「ブロッコリー」を注文。
主食材のブロッコリーに加えて、メロン、キウイといった果物も一緒に盛り合わせられるのが「川名」のサラダなのだ。
「ポテトサラダ」の場合は、大きな丸皿の中央にポテトサラダが盛られ、その周りを飾るように、たくさんの果物が盛り付けられる。この一品で満腹になってしまいそうなほどのボリュームなのが大きな特徴なのだ。
それに比べると、「ブロッコリー」はちょっと控えめな量なので、他のつまみの合いの手にいただくのには、ちょうどいい。
3杯めの「生グレープフルーツサワー」をもらったところで、カウンター上の冷蔵ケースに「フレッシュ・ブッシュベリー」と書かれたイチゴと、ローストビーフが登場し、それらをちょっとずつ出してくれた。
このように、メニューには書かれていないつまみ類も準備されていて、ホワイトボードに書かれている品に売り切れが出ると、それに代わって登場してくるのでした。
ゆっくりと2時間ほどの酒場浴。
席料108円が加わって、今夜のお勘定は2,379円でした。
どうもごちそうさま。
「川名」の焼酎は濃いので、3杯でも酔っぱらうねぇ!
ちなみに「川名」には、
・店内全面禁煙。
・泥酔している人は、来店をお断り。
・従業員が飲み過ぎと判断される方は、飲食をお断り。
・おひとり様、酒類は4杯まで。
・ラストオーダーの飲み物は1人1杯のみ。
というルールがあって、どんなに酒豪の方でも、酒類は4杯までしか飲めないのでした。
「川名」 / 生グレープフルーツサワーとお通しのオレンジ / ホワイトボードメニュー
牛すじ煮込み / ガーリックウィンナー、鳥生つくね / ブロッコリー
冷蔵ケースに新たな2品 / ブッシュベリー / ローストビーフ
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