離京する旧友の壮行会 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
高校時代の同窓生(同学年のメンバー)の1人が、定年退職を迎えて東京を離れることになり、今夜は阿佐ヶ谷「川名」で壮行会である。
我われの学年は、今がちょうど還暦を迎える年で、去年(2018年)の4月から、順次、還暦になるとともに定年退職の時期になっているのだ。
会社に入ったときは、定年退職なんて、ずぅ~っと先の出来事のように思っていたんだけれど、振り返ってみると、本当にあっという間でしたねぇ。
定年退職を期に、本当に会社仕事からは身を引いて、自分の好きなことをし始めている同窓生も少なからずいるが、これまで働いていた会社の再雇用制度を利用して、引き続き同じ会社で働く人のほうが多いようだ。
今日の主賓であるFさんもそう。
Fさんは東北の大学を卒業後、九州の新聞社に就職した。
我われは全員、四国(松山)の高校の同窓生なので、Fさんの場合、四国から東北を経て九州へと、北へ南への大移動だ。
で、数年前から、その新聞社の論説委員として東京に単身赴任していたのだ。
今回の定年退職で、自宅がある九州に戻り、別の立場で同じ新聞社で働くとともに、非常勤講師として近くの大学での教鞭もとることになるんだそうな。
今日は同窓生のHさんの声かけで、主賓も含めて4人が集まった。
そして、そのHさんから、「主賓の希望が、中野~荻窪間のレトロな居酒屋ツアーなので、オススメの酒場を予約してください」という連絡を受けて、ここ「川名」を予約したのでした。
中野~荻窪間には、オススメの老舗酒場が数多ある。
たとえば中野であれば「路傍」、「北国」、「第二力酒蔵」など。
高円寺なら「バクダン」、「大和鳥」に、沖縄居酒屋の「抱瓶」に「きよ香」など。
阿佐ヶ谷ならば「川名」以外にも、「だいこん屋」、「和田屋」、「鳥久」、「あるぽらん'89」など。
荻窪ならば「川勢」、「鳥もと2号店」、「鳥もと本店」などが思いつく。
でもやっぱり、ここ一番というときには、自分の行きつけの店が、もっとも安心できるんだなぁ。
「川名」には宴会用のコース設定などはなくて、単品のメニューが並んでいるだけなんだけど、席を予約したときに「お刺身やサラダなどは必ず注文しますから、先に用意していただいておいたほうがいいものは、オススメの状態で作っておいてくださいね」とお願いしておいた。
なにしろ「川名」は店主とエミさんのお二人で切り盛りされているから、グループ客が入ってきて、いっぺんにドカッと何品かの料理の注文をすると、ただでさえ忙しいのが、より大変な状態になってしまうのだ。
そんなわけで、奥のテーブル席の1卓を囲んで、生ビール中(519円)をもらって乾杯しているうちに、刺身の盛り合わせやサラダ盛り合せがやってきた。
そこから後は、思い思いの飲みものや料理を追加しながら、気がつけばもう閉店時刻(午後11時)。
『中野~荻窪間のレトロな居酒屋ツアー』のはずが、『1軒だけでたっぷりと』になってしまいました。
店主からはオリーブオイルのお土産もいただいて、4時間ほどの壮行会。お勘定は15,353円(ひとり当たり3,838円)でした。どうもごちそうさま。ありがとうございました。
九州でも、ますますご活躍くださいね!>Fさん
目の前でオリーブオイルをかけて / サラダ盛り合せが完成 / ホッピー
塩辛、筋子のカナッペ / チキンセット(塩) / ナカおかわり
本日のメンバー / 店主からお土産 / 結局、閉店時刻まで楽しませてもらった
(次回)19.05.04 皮付きゴボウが決め手 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
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