カシラの旨さを再認識 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
「えっ。これ他のお客さんのじゃない?」
店主から出された「もつ焼き」を見て、思わずそう問いかけた。
「カシラですよ」と店主。
えっ! そうだったのか!
確かにカシラ(100円)は注文した。
でも自分が想像していたカシラの姿とは違ってる。
カシラというのは、豚の頭部の肉のこと。だから、もっとかたまりの肉っぽい感じの「もつ焼き」が出てくるものと思っていたのだ。
【参考】他店のカシラ画像:「宇ち多゛」/「秋元屋」/「石松」
その想像に反して、「すっぴん酒場」のカシラは、割りと細かくカットされた頭肉が、1串にびっしりと刺されていて、茶色くて細長い棒状の肉のかたまりに見える。
この細かい肉がびっしりと、ということが、肉全体の表面積を増やしていて、食べたときの味わいが増すんですね!
それにしても、前回もカシラをいただいたのに、そのときにはこの肉のびっしり感に気づいていなかったなぁ。
酔っ払ってボォーッと食べてたに違いない。
今日は、奥が詰まってて、久しぶりに入口近くで立ち飲んだので、照明の当たり方もいつもと違ってた。それもあって、これまでのカシラと違って見えたのかもね。
「すっぴん酒場」のカシラ。これはハマりそうだ。
今日も今日とて、仕事帰りに「すっぴん酒場」に到着したのは午後6時半。
中央線通勤の現在は、高円寺駅で下車し、運動不足の解消も兼ねて、野方までトコトコと歩いていくのである。
そしていつものように「黒ホッピー」(450円)をもらって、「れば」「しろ」「ちれ」(各100円)を注文すると、お通し(100円)にはお新香が出された。
最初に出された「れば」を食べ終えたところで、「ナカ」(250円)をおかわりするのもいつものペース。そのついでに、「さがり」(100円)と「かしら」(100円)も注文した。
「さがり(横隔膜)」も「かしら(頭肉)」も、豚もつの中では、肉っぽい部位。
どっちかというと、肉っぽい部位よりは、「れば」「ちれ」「しろ」のような、『いかにもモツ』という部位が好きなので、「さがり」や「かしら」は、これまで時々しか注文していなかったのだ。
今日は久しぶりに注文して、「さがり」はもちろん、「かしら」の旨さも改めて再認識できたのが良かったなぁ。
さらに「ナカ」をおかわりながら、「ハラミナンコツ」(100円)と「あぶらにんにく」(100円)も追加注文。
最後に5杯め(ソト1・ナカ5)となる「ナカ」をもらって、ツクネの詰まった「れんこん」(150円)と、冬だけの「はくさい漬け」(150円)で〆。
2時間半ほどの立ち飲みタイム。キャッシュ・オン・デリバリーでの総支払額は、2,550円でした。どうもごちそうさま。
(次回)19.03.26 赤羽から野方に戻って … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
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