地元で人気のうどん店 … うどん「さんぽう」(壬生川)
この店には去年もやってきた。
地元で人気のうどん店なんだそうで、ここに来ると必ず、訪問先の会社の方が、
「昼は『さんぽう』のうどんにしましょう!」
と昼食に誘ってくれて、昼休みの間に車で一緒に連れて行ってくれるのだ。(壬生川駅からは徒歩10分ほど。)
今日も冷たい風がビュービューと吹いて、午前中もとても寒かった。
こんな日に、温かいうどんは本当にありがたいよねぇ。
「さんぽう」は、この地で30年以上続いているらしい一軒家のうどん店。
店頭には大きく『うどん』『そば』と書かれているが、四国で人気は、やっぱりうどんだろうな。
こっちのうどん屋には、おでんも置いているところが多くて、お客さんのほとんどは、店に入るとすぐに、セルフでおでんを取ってきて、うどんを待つ間に、そのおでんを食べることが多い。
おでんは、「すじ」だけが100円で、その他はすべて80円。
我われも席に着くなり、すじ、大根、玉子、すまき(かまぼこ)を取ってきた。
抜け防止のためか、おでんの串の先に小さなコンニャクが刺されているのがおもしろい。
なにしろお客さんが勝手に取っていくもんだから、取ってる途中で抜けちゃうと困るからだろうな。
「すじ」の串だけが長くて、端っこに赤いテープが巻かれている。これが100円の印。赤いテープがない、短い串はすべて80円。
食事が終わってから、食べた串をレジに持って行って、おでん代を清算してもらうのだ。
メニューには、「ビール大瓶」(500円)、「ビール小瓶」(400円)、「ワンカップ酒」(400円)も並んでいて、ぜひおでんに合わせたいところだけれど、午後も引き続き仕事なので、がまんがまん。
店は午前11時から、午後8時までの通し営業。昼下がり以降は、店内でゆるゆると飲む客も多いんだろうなぁ。
このおでんは、絶対にいいつまみになる。おでんをつまみにググっと飲んで、最後にうどんで締めくくる。
魚介類が豊富な瀬戸内海沿岸は、うどんのダシの味も旨みたっぷりだから、最後に残ったうどんのダシでも、さらにもう1杯ぐらいは飲めそうだ。
うどんは、地元の会社の人たちが、口をそろえて「たぬききつねうどん」(520円)を注文するもんだから、我われもそれにのっかった。
「たぬききつねうどん」は、うどんの上に、「天かす」と「お揚げ」がのったもの。
みんなが注文するだけあって、これは確かにうまい。
「もうちょい寒いと、『鍋焼きうどん』(750円)もうまいんじゃがのぉ」
なるほどなぁ。そりゃ絶対にうまかろうなぁ!
鍋焼きうどんの具材で飲むのも良さそうじゃ。
「たぬききつねうどん」の、うどんとお揚げを食べ終えたところで、「いなりずし」(1皿2個で180円)を取ってきて、残ったダシをすすりながら、「いなりずし」をいただいた。
この「いなりずし」もまた、けっこうなボリュームですねぇ。
他の人が食べていた「おにぎり」(1皿2個で180円)も、ふんわりと巻かれた海苔がとても美味しそうだった。
ここはぜひお酒が飲めるときに来たいなぁ。
どうもごちそさま。
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