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今回もまた鯛かぶと煮 … 魚魚や「鯛一(たいかず)」(四ツ谷)

「美味しい魚で、ぜひ一献!」

 ということで、Kさんと一緒に向かったのは「魚魚や 鯛一ととや たいかず」だ。

 店は四ツ谷駅と麹町駅のちょうど中間あたり。新宿通りの「麹町六丁目」信号交差点のすぐ近くにある。

 我われが入店した午後6時前の時点では、店内はまだガラガラだったが、予約していない客が入れたのは、我われの次に入って来た二人客まで。それ以降に入って来たお客さんたちは、みんな、

「すみません。今日はご予約のお客様で満席なんです」

 と断られていた。

 その後、午後7時ごろまでには、店内はカウンター席、テーブル席はもちろん、奥の座敷席も含めて、びっちりと満席になった。

 時間を巻き戻して、午後6時。入店した我われは、案内された2人用テーブルに座り、まずは生ビール、「プレミアムモルツ(中)」(580円)をもらって乾杯すると、すぐに出された「お通し」(330円)は「なめこと茄子の煮物」である。

 そして、毎日、日付入りで墨書されたお品書きから、お造り(刺身)の「おまかせ五点盛合せ」(1,480円)と「赤なまこ酢」(650円)、「里芋からあげ」(560円)を注文した。

 今日の五点は、三重の「かいわり」に、大分の「真鯛」、宮崎の「カツオ」、鹿児島の「平すずき」、長崎の「平目」。九州産が多いね。

 生ビールに続いて、私は燗酒「白鶴」を二合徳利(950円)でいただく。刺身には燗酒だ。

 Kさんは「生搾りレモンサワー」(480円)をもらっている。

 6時半が近づくと、予約のお客さんたちが次々にやってきた。

 この店の総席数は30席。これを店主夫妻がお二人で切り盛りしているもんだから、満席になるほどのお客が入ると、明らかに人手不足になってくる。

 だんだん、お酒のおかわりも難しい状況になってきたので、後半あたりにいただこうと思っていた「鯛かぶと煮」も、調理時間が長引くことを想定して、早めに注文した。

 なにしろ店名が「鯛一」だけに、大好物の「鯛かぶと煮」は絶対に食べたいですからねぇ。

 この店のお品書き。料理も飲みものも価格明記なんだけど、どういうわけだか「本日のかぶと」だけが値段がないのだ。

 ちなみに今夜の「本日のかぶと」は「ぶり」と「真鯛」の2種類。「本日のかぶと」は、「焼く」か「煮る」かという調理法を選べるようだ。

 その他に「自家製」と書かれている「春飛魚しゅうまい」(2個600円)も注文した。

 「鯛一」の店内は、入ってすぐの両側がテーブル席になっていて、その奥にカウンター席と厨房があり、そこを通り過ぎた最奥部が座敷席という、奥に向かって長い造り。

 店主は厨房で調理していて、おかみさんが接客を担当するという分担なのだが、店が奥に深いから、おかみさんの動線も複雑で長くなる。

 7時半を過ぎるころには、もう追加注文することも難しくて、注文した飲みものが出てくるのにも時間がかかるようになってきた。

 Kさんは「角ハイボール」(480円)を、私は燗酒二合のおかわりをもらって、つまみには「あら汁」(350円)を2杯注文する。

 「あら汁」は魚がたっぷりと入っている。

 2時間半ほどの滞在。今夜のお勘定は二人で9,750円(ひとり当たり4,875円)でした。

 どうもごちそうさま。


魚魚や「鯛一」 / 生ビール(中) / 今日のお通し


今日のお品書き / お造りおまかせ五点盛合せ / 赤なまこ酢


里芋からあげ / 「白鶴」燗酒二合 / 真鯛かぶと煮


春飛魚しゅうまい / しゅうまいの中身 / あら汁

店情報前回

《平成31(2019)年3月4日(月)の記録》

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