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〔コラム〕ここも書いておきたい … 「そばの神田 東一屋」(仙台)

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 先に書いておきますが、ここ「そばの神田 東一屋」には酒類はいっさいありません。

 純粋な立ち食いそば屋さんです。

 しかしながら、「食べログ」などでの評価がとても高い。

 立ち食いそば好きとしては、ぜひ行ってみなければ、ということで、今回は仙台のホテルもあえて素泊まりで予約して、朝食は「そばの神田 東一屋」で食べることにしたのでした。

 「そばの神田」の創業は昭和40(1965)年というから、今年で創業54年となる老舗である。

 今は、立ち食いスタイルの「そばの神田 東一屋」が仙台市内に5店舗、椅子いす席のみの「そばの神田 町前屋」が多賀城(仙台市に隣接する市)に1店舗の、合計6店舗を構えている。

 立ち食いの5店舗は、すべてJR仙台駅の西側1キロ圏内にあって、朝7時から深夜まで営業している。

 今日はその中で、ホテルからもっとも近い、「駅前南町通り店」にやってきた。

 ここは仙台駅からも350mほどと、駅にも近い。

 ちなみに仙台駅にもっとも近いのは「名掛丁なかけちょう店」で、その距離は230mほど。「食べログ」での評価も、「そばの神田 東一屋」5店舗の中で、この店がもっとも高い。

 メニューはどの店舗も同じで、基本の「かけそば」が290円。冷たいほうは「ざるそば」と「冷やしかけそば」が320円。

 同じトッピングの温かいそばと、冷たいそばとを比べると、いずれも冷たいほうが30円高い。

 かき揚げ天ぷらの種類が多くて、「野菜かき揚」(+80円)、「ごぼうかき揚」(+90円)、「春菊天」(+90円)、「ゲソかき揚」(+120円)、「えびかき揚」(+130円)、「小柱かき揚」(+130円)と6種類もある。

 仙台ならではというトッピングは、特には見当たらないようだ。

 「小柱かき揚そば」(420円)、「ゲソかき揚そば」(410円)にもちょっと引かれたが、あえて朝食の時間帯にやってきたので、午前11時までのモーニングサービス「朝そば」(300円)をもらうことにした。

 店頭の自動券売機で「朝そば」の券を買い、奥の厨房に渡すと、できあがったら呼んでくれる仕組み。この流れは都内の立ち食いそば屋などと変わることはない。

 店内中央部には立ち食いテーブルが、壁際には立ち食いカウンターがある。

 立ち食いカウンターの一角に立つと、カウンター上には「割り箸」、「爪楊枝」の他に、「一味唐辛子」、「七味唐辛子」と「たぬき(あげ玉)」が置かれている。

 「朝そば」の具材はホウレン草と温玉。ホウレン草の上には、ゴマも振られている。

 枕崎産鰹節・鯖節からとるダシに、さらに追いかつおをしたというツユが旨い。

 特筆すべきは麺(そば)。しっかりとした食感で、のど越しがとてもいい。人気があるのがわかるなぁ。

 途中から「たぬき(あげ玉)」を足して、コクを増加させての完食。

 大満足の朝食となりました。どうもごちそうさま。

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「そばの神田 東一屋」 / 朝そばの看板 / 朝そば

店情報

《平成31(2019)年3月30日(土)の記録》

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