« 店情報: 五橋横丁「たんや善治郎 立ち呑み処」(仙台) | トップページ | 店情報: 「そばの神田 東一屋」(仙台) »

牛たん焼き&焼ホヤ串 … 五橋横丁「たんや善治郎 立ち呑み処」(仙台)

Img_5041xb

 文化横丁の「源氏」を出て、もう1軒、とやって来たのは仙台駅の南側にある「五橋横丁いつつばしよこちょう」という飲食通りの中の1軒、「たんや善治郎 立ち呑み処」だ。

 ここは店頭の販売機で食券を買って入る仕組み。

 「燗酒」(400円)と、「牛たん焼き(塩)2枚4切」(700円)、その焼き上がりを待つ間用として「枝豆」(100円)の券を買って店内に入った。

「お好きなところへどうぞ」

 という店のおねえさんの声に従って、狭い店内の奥側のカウンターに立ち、おねえさんに食券を渡す。

「燗酒は『阿部勘』と『浦霞』が選べます。『阿部勘』のほうが辛口です」

 とおねえさん。「阿部勘」も「浦霞」も、宮城県塩竈市の地酒である。

 辛口の「阿部勘」のほうを選ぶと、店の奥の燗付け器で、チロリを使ってじっくりと燗をつけてくれて、お通し(無料)の少量の「柿の種」と一緒に出してくれた。

 カウンター上にはグラスと水も置かれていて、「やわらぎ水」はいくらでも飲める。

 そして、枝豆が到着。仙台は「ずんだ餅」も有名だから、枝豆も美味しいだろうと考えた次第。その考えは正しかったようだ。

 枝豆をつまみながら飲むこと5分(入店からは10分)ほど。牛たんも焼き上がってきた。

 牛たんもまた、仙台名物のひとつ。全国区になった今では、首都圏でも食べられないことはないが、やっぱり本場で食べておきたいよね。

 その牛たん。牛たん自体もさることながら、添えられている白菜の漬物と、ピリッと辛い味噌漬けの緑色がいい。特に緑色がすばらしい!

「この緑色のは何ですか?」

 とおねえさんに聞いてみると、「南蛮味噌なんばんみそ」という、青唐辛子を味噌漬けにしたものだと教えてくれた。

 この牛たんで1本めの燗酒もなくなったので、もう1本おかわりするとともに、つまみももう1品、何かもらおうと、店内に置かれているつまみのメニューを再確認する。

 「牛たんすじ煮込み」(300円)や「牛たんテールスープ」(350円)にも引かれるが、「海鮮ばくだん(ウニ、イクラ、まぐろ、イカ他)」(650円)や「本日のお刺身3点盛り」(600円)、「本日の魚の煮つけ」(600円)といった海鮮ものにも引かれるなぁ。

 しかし、海鮮ものに進むと、燗酒がもう1本では終わらないだろうなぁ。

 おっ!

 「宮城の焼ホヤ串」(1本350円)なんてのがある!

 一昨日、東松島の「八千代寿司」で、今シーズンのホヤの初ものをいただいたばかりだ。

 でも焼いたホヤは、これまで食べたことがない。ぜひこれにしてみよう。

 追加注文の場合も、やはり自動券売機で食券を買ってこなければいけないとのことで、いったん店を出て、「燗酒」(400円)と「宮城の焼ホヤ串」(350円)の券を買って店内へと戻ってきた。

 「燗酒」は2本めも「阿部勘」にした。

 待つことしばし。「宮城の焼ホヤ串」がやってきた。

 焼いたことで、身がキュッと硬くなって、焼いたスルメイカぐらいの食感になっている。でもかじると、その風味はホヤなんだなぁ。

 このホヤ独特のクセが、燗酒によく合うのだ。

 さっくりと1時間ほど立ち飲んで、Suicaでの食券の購入総額は1,950円でした。

 どうもごちそうさま。

Img_5019b Img_5048b Img_5031b
五橋横丁 / 「たんや善治郎 立ち呑み処」 / 食券販売機

Img_5036b Img_5038b Img_5039b
店内の地酒置き場 / 燗酒、お通し、和らぎ水 / 枝豆

Img_5040b Img_5044b Img_5046b
牛たん焼き(塩)2枚(4切) / 燗酒おかわり / 宮城の焼ホヤ串

店情報

《平成31(2019)年3月29日(金)の記録》

| |

« 店情報: 五橋横丁「たんや善治郎 立ち呑み処」(仙台) | トップページ | 店情報: 「そばの神田 東一屋」(仙台) »

コメント

焼ホヤ串、ほやが大好きなのでぜひとも食べてみたいですね~これはどう考えても日本酒とマリアージュですね(^u^)

投稿: sarukitikun | 2019.05.14 08:08

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 店情報: 五橋横丁「たんや善治郎 立ち呑み処」(仙台) | トップページ | 店情報: 「そばの神田 東一屋」(仙台) »