東松島の魚介類を堪能 … 「八千代寿司(やちよすし)」(陸前赤井)

石巻への出張で、夕食にやって来たのは東松島市の「八千代寿司」だ。
実はこの店、ブログには書いてないけど去年もやって来た。今回で2度目の訪問である。
国道45号線沿いにあるこの店は、JR仙石線のどの駅からも、それほど近くはない。一番近い陸前赤井駅からでも、1キロ弱はあり、歩くと10分以上かかる。
店の前に駐車場も完備されているので、ほとんどの客は車でやって来るのかもね。
前回は4人でやって来たが、今回は地元在住のKさんと2人での訪問。我われもタクシーでやって来た。
店に入ると、すぐ目の前に、いかにもお寿司屋さんらしいカウンター席があるが、今日はKさんがあらかじめ予約してくれていて、右側の個室に通される。
この部屋は、畳の間(座敷)なんだけど、イスとテーブルが置かれていて、靴を脱いで上がるものの、イスに座ってしまうと普通のテーブル席と同じ感じになる。
去年も、この部屋だったんだけど、二人だと、とても広く感じるなぁ。
生ビール(550円)をもらって乾杯すると、お通しの三品に続いて、まず出されたのはホヤだった。
このホヤ、今シーズンの初ものだそうで、これから夏にかけて旬の時期を迎えるそうだ。
小鉢に、ホヤ水(ホヤの殻の中にある水)と一緒に盛り付けてくれていて、それとは別にお酢を出してくれている。
「好みでお酢をどうぞ」ということなんだろうけど、ホヤ水だけで十分にうまい。
「夏になると、もっとうまいですよ」とKさん。
生ビールの後は、Kさんは芋焼酎水割りを、私は「一ノ蔵(無鑑査)」(1合500円)に燗をつけてもらう。
続いて出てきたのはウニ。これが白魚の上にのっかってやって来た。
サッと醤油をかけて、白魚と共に、ガガッと口に運ぶ。口の中はウニと白魚の旨みで満たされる。
うぅ~~っ。燗酒、燗酒。
やっぱり、地元の肴には地元の酒じゃのぉ。
さらには刺身盛り合せや、筋子と飛び子の魚卵盛りなどをいただきながら、燗酒をおかわり。
メイタガレイの煮物。身がプリッと厚くてうまいなぁ。
最後に握りずしが4個出されて、コースは終了。
「まだ入るでしょう。もうちょっといきましょう」
ということで、「銀タラ」と「穴子にぎり」(1,500円)を、それぞれ2人前ずつ追加注文。燗酒も3本めをいただいた。
たっぷりと3時間ほど楽しんで、個室を出ると、カウンター席も大勢のお客さんたちでにぎわっていた。
こっちに到着するなり、東松島の魚介類を堪能することができました。どうもごちそうさま。
刺身盛り合せ / 筋子と飛び子の魚卵盛り / メイタガレイの煮物
・店情報
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