平成最後のミニ同窓会 … やきとり「たつや地下店」(恵比寿)
昨年11月に、恵比寿の「たつや南店」でミニ同窓会をしたメンバー(3人)で、今日は平成最後のミニ同窓会である。
前回同様、Kさんが「たつや南店」を予約しようとしたところ、なんとどういうわけだか、普段は営業している土曜日なのに、今日はお休みとのこと。
改めて「たつや」の別店舗にも確認したところ、「たつや駅前店(1階)」は予約不可。「たつや地下店」は予約できるんだけど、大きなテーブル席に相席になるとのことで、予約しないまま今日を迎えた。
午後4時前にJR恵比寿駅1階改札(西口)に集合し、まず駅前店(1階)に行ってみて、運よく4人用のテーブル席が空いていればそこへ、空いていなければ地下の大テーブルかカウンターへ。地下も空いてなければ別の店に向かおうということで、まずは「たつや駅前店(1階)」へと向かう。
おぉ~っ。さすがは人気の「たつや駅前店」。外から見ても、それとわかるほど混んでいる。
念のため入口引き戸を開けて「3人ですけど…」と告げると、「地下に行ってみてください」という答えが返ってきた。
「たつや駅前店」の入口のすぐ横の階段が、「たつや地下店」への入口だ。
ネット情報では「たつや地下店」は午後5時の開店となってるんだけど、午後4時のこの時間に、もう開いてるんですねぇ。(ちなみに1階の「たつや駅前店」は、午前8時に開店します。)
地下店に入り、「3人です」と告げると、「こちらでどうですか」と案内されたのは、入口左手にある大テーブルの一番奥の隅っこ。
テーブルの端っこのほうが、だんだん狭くなっているため、その奥の隅っこのU字になった部分を3人で囲むと、ちょうどいい感じになる。
これはいい席だね、ということで、ここで飲むことに決定。
いやいや。予約はしていなかったものの、無事に「たつや」に入れて良かった良かった。
まずは「ホッピー」(470円)を3杯もらって乾杯すると、今日の「お通し」(200円)はタコワサだ。
ここ「たつや」では昔からホッピーが出されていて、この店で常連さんがギネスビールにホッピーを入れて飲んでいたことから、黒ホッピーが生まれたとも言われている。
そんな歴史あるホッピー酒場で出されるホッピーは、一体として出される樽生タイプで、ナカとソトの区別はない。非常に飲みやすい、理想的なアルコール濃度で出してくれる。
そしてつまみは、「たつや」に来れば必ず注文する「がつ刺し」(380円)と「枝豆」(380円)だ。
「がつ刺し」は、添えられてくる練りガラシとともに、よく混ぜ合わせていただくのがポイント。この店で、必ず注文すべき一品なのです。
「ホッピー」をおかわりして、やきとりは「レバ」(1本180円)、「シロ」(1本190円)、「ハラミ」(1本190円)を、それぞれ人数分(3本)ずつ。「レバ」「シロ」はタレ焼き、「ハラミ」は塩焼きにしてもらった。
東京方面では、「やきとり」とひらがな表記している店では、焼きとんや焼き鳥などが出され、「焼き鳥」あるいは「焼鳥」と漢字表記されている店では、焼き鳥が出されるというのがお決まりのパターンだ。
念のため「goo辞書」で、「やき‐とり【焼(き)鳥】」を調べてみると、『鶏の肉や砂肝などを串に刺し、たれか塩をつけてあぶり焼いた料理。もとはツグミ・スズメなどを丸のまま焼いたものをいった。今では牛・豚の肉や臓物を用いたものをもいう』と書かれている。
さらにここ「たつや」のメニューには、面白い説明書きが添えられている。
『やきとり…とりとは「肚裏」とかき、「はらのうち」つまりは内臓をあらわしています。たつやでは皆様に滋味あふれる新鮮な「やきとり」を提供しております』とのこと。
1本の値段が180円または190円と、我われがよく行く野方や下町の「もつ焼き屋」のものと比較すると、やや高いが、恵比寿や新橋あたりでは、これくらいの値段が普通なのかもね。
その値段の分、「たつや」のやきとりはボリュームがある。そして鮮度も高くて、おいしい。さすが看板メニューですねぇ!
飲み物は地酒「芳泉」の大徳利(1,030円)に切り替えて、つまみには「春キャベツ」(360円)をもらう。
2時間ちょっと楽しんで、お勘定は3人で7,540円(ひとり当たり2,513円)でした。どうもごちそうさま。
ホッピーとお通し / がつ刺しは / カラシごとよくかき混ぜて
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